きっとあれは青豆 [植物の話]
通勤道中、見事に畑のど真ん中を走る為、日々育つ植物を目に出来ます。
そりゃーもう、ニヨニヨします。植物大好きなもんで 笑
主に水田、ようするに田んぼ…稲なんですが。日本人の米離れとか何とかもあるのか、減反が進み休田(字の通り作物を作っていない田んぼ 草ぼーぼー)していたり、稲ではないものを作っている所もちらほら。
水田は田植えが終わって今順調に育っている所だから、本当に毎日、毎週育ってきているのが分かってきて面白い。
恐らく枝豆か何かだろう、と思われる苗もここ数日間で一気に葉数を増やしたのがみて取れて、黒い土に規則だたしく並ぶみずみずしい緑がとっても…なんだろうな…とにかくそれ見てるだけでエラく朝から仕合わせな気分になるんだ…。
最終的に手を合わせていただきます、するものだという事は勿論分かっている。
雷句先生の新連載『どうぶつの国』にもありましたが、肉はダメで魚は食べてもいい、言葉が通じないから殺してもいい、という理屈は『どう?』なのか。
もし、人に、人以外の生物の意思を感じ取れる能力があったならこの世は、どうなっていたものだろうか。そんな空想までひとっとび。
最終的には、あれは『意思』が感じられる、感じられない、という人の勝手な意識によって可哀想だから食べれない、なぁんてことは私の辞書にはなく。
丸々ふとった牛さんや、カモさんを見て素直に『美味しそう…』とか思っちゃったりします。
木になるみずみずしい果実を見て、ああ美味しそうだと思うのとさほど大差ないだろうと。
あ、ネタが出来たな。軽く一筆書いて来ようか。
*** *** ***
そうそう、アイガモによる除草水田もちらほらあるんですよね。小さなハウスが用意されててさぁ、雨の日にはみんなでかたまってダンゴみたいになってプルプルしているのが見えるんだ…美味…じゃなった、かわいすぎる…。
昨日は農道脇の草陰から何事もなかったかのようにカモがペタペタ歩いて飛び出してきて、危うくひきそうに……うん。農道責めるとそういう残念なものにも多く遭遇してしまう。せめて自分はそういう被害を出したくないとは思うが、あんないきなり飛び出して来たらどうしようもないよなぁ…
私はそういう経験は無いのだけれど、父親が飼われているハトをハネちゃった事があるし、母親もタヌキだか猫さんを避け切れなかった事があったそうだ。
軽く落ち込んでた。
昔読んだ絵本に、やたら巨大で長くて黒くて、所どころまぶしく光る怪物というのを見た事がある。
確か…ハリネズミが主人公の絵本だったかな?
きっと動物達にとってそこは異様な『怪物』のテリトリーなのだろう。そうと知っている者もいれば、知らずに迷い込む者もいるんだろう。
*** *** ***
庄内地方、メロンやイチゴなんか作っている砂丘方面も走るんだけど、縦横無尽に走っている砂丘農道は今、見事に緑のトンネルと化している。アカシヤと、あとナニだろうな?白い小さな花が満開で道路も真っ白。
夜は街灯なんぞ一つもなく、上下左右に曲がりくねった緑のトンネル、非常に走りにくい事この上ない道ではありますが朝はイイ。ほんと、すがすがしい。
この素晴らしい眺めを堪能しながら軽くドライブできるなら、ちょっと長い通勤時間が何だっていう。
……それに引き換え、帰りの道中ときたら。…やっぱり帰りも闇のスリルを味わいながら農道帰った方がいいのかもしれない。
国道だと眠くなるのはなぜ…?
(今では)珍しい果実を頂きました。 [植物の話]
私がグリーンスキーなのはご周知の通り。
森や山の散策も好きだけど、フツーに庭見てるのも飽きない。
隣の庭の様子をのぞき見て、あのラプンツュルが食べたくて食べたくてしょうがないという某童話のおっかさんみたいに…何かとこの実りの秋、実っているものや美しい花に首をのばすのでございます。
ウチの庭は狭くてね、増築したせいなんだけど…。
狭いところに所せましと木やらプランターやらが並んでいます。昔は白樺の小さな杜だった所に私の部屋(離れ)が立ってしまってます。白樺はおかげでもう残ってない。
もともとこの庭の持ち主だったおじいさんは、実のなる木も数多く植えられていたのですが…。
いろいろあって、生き残っているのは梅の木のみ。
昔はアケビや白桃、プラム、葡萄(葡萄酒とか作れるくらい取れました)などなどいろいろあったんだけどなぁ~。
某シオンちゃんをお迎えに行くと、彼女の家のお庭がちょっとうらやましい。
柿があって、栗があって、さくらんぼがあって。果実や花が咲いてるんだもんなぁ。
ウチにもさくらんぼとか植えればよかったのに。
…ちなみに柿は、おっかさんが嫌いなのでウチの食卓にはめったに出ませんw
(弟どもは大好きだったので、奴らが居る時はあったけれども)
さてさて、そんな前ふりが何で必要かなと言いますと…。
人ん家の庭をちら見して興味津津なのね、私。そこん所まずガッテンしてください
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夏の頃かな、三日月さんをお迎えに行きまして…待っている間にわたくし、例によって庭チェックw
そこで不思議なものを見つけてしまった。
黄緑色の俵型の青い果実が…たわわに実っている木見つけたのだ。
見た感じこの果実がですね、ものすごくアケビにそっくりなんですよ。
アケビって俵型の果実が三つくらい、枝に密集して実るんですわ。
でもこれは明らかにアケビではない。そっくりなんだけど…アケビはつる植物であって木植物じゃぁないのだ。葉っぱも明らかに異なっている。
グリーン好きなんだけどこの庭チェック、割と個人のお楽しみでした。
それなりに人一倍の知識はあるはずだと自覚するわたくし、この謎の果実の正体がついにわからなかった。
木の枝から青い果実がにょきッと付いている感じ、このあたりだとあとは…花梨?いや、実の形が明らかに違う。
何だ?コイツは何だ?
そんなわけでついに、不思議さに負けてダメでもともと三日月さんに聞いてみたわけです。
「ごめん、変なところに目ぇつけてわるいんだけど…あれ、何っていう植物か知ってる?」
うん、変なところに目ぇつけてる自覚はある。
そしたら、やっぱり目の付けどころがちょっと違うッつー事でw いやすいません…まったく近い答えを出せなかったんです、初遭遇だったんス。
どうも、ご家族の中では『ポッポ』と呼ばれる果実であるらしい。
うわー?知らねぇ~ww(その時遠出だったんだけどすでに、出発前に別の事でワクテカしてる奴がここに)超気になる~。
東北に住んでいる手前、東北の山の動植物にはそれなりに、識があると自負する私。
ポッポなどと呼ばれるあのような果実に該当するモノがない。
またたび?いや、デカすぎるだろ?
三日月さんの母上どのがグリーンスキーという事で、色々とお詳しいもようです。ものすごいエネルギッシュな植物らしく、いつの間にやら増殖してて困ってるくらいだとか。
よかったら、収穫したのを食べてみますかと言われ是非と!お願いしたのでありました。
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そして秋。ついに謎の果実『ポッポ』が熟したとのご連絡をいただきましてこのたび、
初 体 験 をしたしだいでございますよこれがw
ちなみに私、その後気になってちゃんと調べてました。謎の果実『ポッポ』についての情報は以下の通り。
バンレイシ(番茘枝)科アシミナ属の、北米を原産とする落葉高木。
英名はポポー。和名はあけびがき。ポッポーとかポポとか、色々呼び名はあるようです。
それから、ポポーの中でもいろいろな種類があるようです。
今回頂いたのがどの品種なのかは残念ながらわかりません。
後に書きますが果実の味は南国の気配なんですよね。バンレイシ科と言えばやっぱり自然とマレーシアやタイランドを思い出しちゃうし。
しかし 落葉高木 ですからね。冬になると紅葉して葉が落ちるんです。
そんなわけで、かなり昔に食用ではなく鑑賞用として日本に入ってきた植物なんです。厳しい東北の冬でもびくともしない訳ですからね、全国的に一時期ブームがあったもよう。とはいえかなり昔のお話。
その昔においてはごくごく普遍的なものであったそうです。
ミカンやモモの木の間にこのポポーが植えられたりしていたとか。
東北シェブロン県庄内と言えばッ 梨ですよ!刈谷梨も有名ですがやっぱり、洋ナシ、ラフランスですかね。それから、庄内柿という、渋抜きが必要な平坦で四角い形の柿も名産ですよ~。
田畑も多いんですが、果樹園も結構あるんですね。
多分その、導入されて果実が珍味として流行った頃には、梨木の間に植えられていたりしたのかも。
しかしこの果実、珍味という名に恥じない。今でこそ『若者向け』などと評価されておりますがね~。
昔はちょっと、口に合わない珍しい味だったことは間違いない。
ちなみにバンレイシ科といえばシャカトウ。釈迦頭と書くこの果実、英名シュガーアップルともいわれる通り南国フルーツ(南米ペルー原産)の定番のひとつでとても甘い事で有名です。
バンレイシ科の植物は傷みやすく、扱いが難しいのでなかなか流通には乗らんのです。
タイランドではノイナーと呼ばれてるヤツですなw台湾の名産になってるらしいです、一度食べてみたい果実のひとつ。
チェリモアも同じバンレイシ科だ。
それから、香油の…アロマテラピーでおなじみイランイランというのも同じくバンレイシ科の花から摘出されたものです。イランイランは個人的にはあんまり好きじゃないんですが…理由はよくわかった。
ジャスミン系だからだ 笑(ネロリは好きなんだけどなぁ)
さて、じゃぁテイスティングと行きましょう!
私その日携帯の電池切れを起こしてまして…ナツルさんから画像コピーもらいましたw
ありがとう兄さん!
これが熟したポポー。ちょっと色は悪いけど…傷みやすい果実でこの見た目から、あまり流通には向いていないのかもしれないなぁ。
しかし強烈なにおいです。ええと、悪い匂いではなくて、果実の熟した甘酸っぱいにおい。
昔はこの香気が嫌われた、ともいいます。
ちなみに、食べた部屋には二日目に突入してもひそかにこのにおい、残ってます。個人的には悪くないかな。
どんなにおいかと言いますと…。
いろいろ考えてみた結果、私はこんな感じに。
青りんごの匂い。青りんごと洋ナシの中間みたいな良いにおいです。
ラフランスの香気が堪らなく良いwという人には好かれるかも。逆ならば逆ですな。
不思議ですね、こんなに見た目、アケビっぽいのに。
青いリンゴと洋ナシの匂いがぷぅーんと立つんですもん。
それから、こちらナイフで割ってみた感じ。
見た目サツマイモですよ。でも、種が見えますねw
最近の柿には種が無いのも多いですが(庄内平柿はタネないッス) 柿の種を一回り大きくしたような黒い種が入っています。
果実の色は…あざやかな黄色!プリン色?
やわらかくなったら食べごろという事で、皮は手でむきむきします。
種のまわりより皮の周りの方が甘くておいしい。
皮の向け加減がまた不思議と… サツマイモみたいで面白い。
面倒な私はそのままかぶりついていらない部分をペッ でも良い気もしないでもない。
クリーム質な肉質、と言われますが具体的にどんなんや?と思われるでしょう。
そうですね、バナナのやわい感じです。熟したバナナです。
味もまたバナナのようであり、リンゴのようであり。甘味が強い。で、ちょっとクセがあるかな。
アケビに洋ナシみたいなさわやかな酸味がある感じ。私は結構好きかもなぁw
食べてみないとこれは、わからない味です。評価の分かれるところですな。
*** *** ***
何よりにおいがいいです、大好きですこの匂いw
その後いろいろ調べた結果、栄養価は高くて美容やダイエットにも良いらしいですよ奥さん(笑)
でも年中取れないからなぁ、結構たくさん実るみたいだけど。
果実が熟して落ちないと食べれない、食べるタイミングが命だと言います。青いと苦くて食えたものじゃないとか。
熟すまでとっちゃいけないのか?と思いきや、青い状態で収穫し、熟すまで常温でおいても良いようです。アボカドなどと同じく、冷蔵庫などに入れて成熟を制御できるかもしれませんな。
(でも冷凍庫はたぶんむりだろう。バナナで体験済み)
いやはや、貴重な体験をありがとうです。
小さな苗木も自然と増殖しているらしいので、来年春過ぎに、ウチのお庭に苗をいただくようにちょっとオネガイしちゃったよw ありがとう三日月さんw
植えるなら春から夏らしいですよ。
調べると、苗木は結構流通してるんですね~。
へー、へぇ… いやいや、知らなかったから色々と新鮮な体験でした。
植物は奥が深いぜ…!
ゆっくりと流れる時間に [植物の話]
植物が好きな理由としては、彼らに流れる時間が非常にゆっくりで、でも確実に少しずつ変化している、という事。
変わらないものよりは、人知れずこっそり変わってる。
そんなさり気ない営みにグッと来るみたいです。
毎日水をやっていても、訪れている変化は本当に少しだけ。
よく観察していないと気が付かない事もあるくらい。
だから、毎日じっくり観察する。何が変わっているのか毎日わくわくできる。
という事で今日は~元気なグリーンについて写真付きですよ。
画像付きは重いので~こいつを設置
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科学メモ。 [植物の話]
植物の行う光合成は太陽光からエネルギー分子「ATP(アデノシン3リン酸)」を作る光化学反応(明反応)と、ATPを使って糖などを合成するカルビン-ベンソン回路(暗反応)がある。
カルビンサイクルの強化、すなわち糖などをより多く合成させる働きを強化させる反応は多く研究されているらしいが、光化学反応の方は分子が大きすぎるという技術的な困難のお蔭でほとんど研究がなされていなかった。が、どうやら光化学反応の強化に成功したらしく、比例してカルビンサイクルも強化できる。
…とか。
ふむ、興味のあるサイエンスなニュースですねぇ、グリーン好きも輪を掛けて、こういうバイオな話題をこっそり創作に組み込むのも好きなので、抑えておかなければいけないニュースです。
陸上植物が進化の過程で失ったという、電子伝達分子「シトクロム」に着目。
ん?あぁ、そうか。原始植物にはあるけど陸上植物は退化して効率を落としたって事?シトクロムつーても色々あるし。にわか知識だと間違ってる部分はあるわね、トホホ。ミトコンドリアが持ってるのは植物が持ってる事にはならんのか。ミトコンドリアって外部機関って事?パラサイト・イヴはそういうホラーですし。
アポトーシスの引き金になるとも言われてなかったっけか?うう、勉強しなおして来い。
現在の植物は太陽光からATPを作る際、植物に残っている電子伝達物質「プラストシアニン」しか利用していない。
…普遍的な植物の光合成、だね。
下等植物の「すしのり」が持つシトクロムの遺伝子をシロイヌナズナに導入して電子伝達分子を2種類にすると、通常のものより背丈、重量、葉の面積、根の長さなどが3割程度増えた。光合成の明反応能力を示すATPの量も約2倍になった。
…当然だけど重要な部分は一般的なニュースでは端折られてるよね。
これだけ見るとへーすごいじゃん、やったじゃん と関心するだけなんだけど、それがカンタンに出来れば世の中の植物はさっさと巨大化への道を進んでいる。
もちろん、それが現存生物に及ぼす危険性はこれからじっくり実証してみるらしい。
あ、そう。どーだかな。
むぅ、仕方が無いので科学雑誌を買うですよ。
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『遺伝子組み換えでない』
という言い回しがある。
昔食品添加物表示で四苦八苦した覚えのある人間としては…この表記、もっと短くできんもんか?とそりゃ本気で頭を捻ったものだ。
でも、出来ないのね。出来ないのだ。新しい言葉でも作らない限りこれ以上短くできない。まぁ出来るけどそうすると化学記号とおんなじで、一般の人がその意味を正しく理解できなくなる。
添加物に正しい事が書いてあるのが一番、消費者にとっては安心できる事ながら。
遺伝子組み換え製品と、そうでない製品の違いを一般消費者が正しく理解できると思ってるのか?
なぜ小麦ばっかりそんな事を気にしなきゃいけないのだろうと首を傾げる。
そこまで神経質になるという事は、それだけ安全性が無いという事か。
逆に消費者の神経逆撫でしとらんかね…?と思うのだ。
社会とは何だろう。『遺伝子組み換えでない』などという事を表記するように義務化するのが社会の責任だろうか?違うだろとツッコミたい。
遺伝子組み換えであろうとなかろうとどっちでもいいのだ。その表記一つで、消費者が安全かどうかを判断できる訳じゃないし。社会がしなきゃいけないのは、その遺伝子組み換えというブランドの安全性の方じゃぁないのかね?
お米だってお野菜だって、おいしくなるように、沢山作れるように、病気に強くなるように。品種改良されているじゃないの。それと遺伝子組み換えの違いを説明できる人の割合がどんだけー?だと思っていやがる。
違いの説明をしてみよう。
悪魔合体(モンスター配合)で説明してやろうじゃないか。
品種改良と遺伝子組み換えの差は何かというと…
優良配合がリストアップされている攻略本が手元に在るか、無いかであると言える。
具体的に言えば…攻略本などが無くて、ノーヒントでモンスター爺さんや悪魔合成装置に「君に決めたッ」という具合でコイツとコイツでさぁ、レッツ-ミキシング!…するのが品種改良。
合成させて得られる結果が見えないのが品種改良だ。その掛け合わせで生まれた新しい生物が、どんな良い点を持っていて、どんな欠点を引き継いだのか、育てて見なけりゃわからない。
逆に、先に「この最強の悪魔(モンスター)を作るぞ~!」という事で、それに必要な悪魔(モンスター)を用意して意図的に選択して掛け合わせ、はっきりとこの結果になるという合成結果表があるのが遺伝子組み換え。
狙った結果その通りに出来るのが遺伝子組み換え、と言うのが正しいのかな。
むしろ、悪魔合成(モンスター配合)というよりは、良い部分を取り込みそこだけを強化する…違法コード改造に近い気もしないでもない。
あくまで自然の流れに身をゆだねた(?)合成をして最良を目指すのではなく、
強引に遺伝子を弄くって作っちゃったというのが『遺伝子組み換え』生物。およびそれから取れた作物。
…個人的には、品種改良も遺伝子組み換えも同じやんけと思っている。
どっちが危険か?だなんて…何に向けて危険なのかによるだろうけど、人間よりも環境に重きを置くならば、どっちも間違いなく環境を壊すだろ?と思うのです。
しかし品種改良種や遺伝子組み換え種は、基本的に野に生きる原種よりは圧倒的に弱い。原種を越えてしまう事はめったに無い。というか…
原種、そして環境っていうのはもっと狡猾で、あっさり上位品種と交配しちゃって混じっちゃうのですね。
ヒトはそれを危惧する。
自分らが作ってしまったものが、自然と混じる危険性を危惧する。それは…やっちゃいけないよなぁという恐れを抱くらしい。
必死に原種を守ろうとするんだけど、生きる環境が無いなら滅ぶのはしゃーないのだと思うんだけどなぁ。
神でもないのに、創造したり滅ぼしたりしてしまうとは恐れ多い。そういう事だろうか?
私は『環境に配慮する』というのは奇麗事だと思っていて、何が絶滅しようが何が交雑しようがすべてそのままに受け流す事が本当の自然だと思うのですけどね。人間も自然なんだし。
自分たちの行動が世界を乱す、などと自覚するのは、まるで自分らは世界を破壊してしまう『自然以外の存在』などと傲慢にも自覚する事の様に感じてしまう。
だから自分勝手に楽な方に生きて、自然環境を壊すのもお前は放置かというとそういう訳ではないです。
フツーに生きていればそもそも、自然を破壊する必要なんか無いと思っている。フツーというのはおカネなどを無駄に無用に稼ごうとしないという事ですね。そして時に腹いっぱい食べられない、その他苦しい思いをして生きる事をガマンするという事です。
そうやって生きていて、自然とのバランスが崩れた先に訪れる数々の脅威。
ヒトはそれを知恵を絞って回避して来た。死の運命を覆す力が生物というカテゴリーを超えていると思うのもいいけれど…それは私一人の実績ではなく、人間全体の実績だからやはり驕る気分にはなれないのよね~。
やっぱ人間小せぇよと思う訳で。
*** ***
で。
植物の育成を更にアップさせる方法、ってのが開発できそうだ!
というニュースを見ると…おお、スゲェなぁ と思う反面、以上のような事が頭にちらついてしまって、また一つヒトの都合で世界が弄られ行くのだな…と思うのでした。
環境に配慮する、その危険性を探ってから実用性に入る…などと最後に結ばれるのはいいけれど。
そんなの、一々最後に書かなくとも、今の社会性ではそれは必須だろうと鼻で笑ってしまったり。
陸上植物が進化の過程で失ったという、電子伝達分子「シトクロム」。
いらない歴史が勝った過程、進化した植物を何故また退化させようというのか。
そこまでヒトは傲慢に、自分たちの都合の良い作物を作る為に必死なのか…と。
まぁ、美味しいお野菜には目の無い羊年牡牛座の野菜仙人ですけど。
などと。ややアンニュイに思う雨の本日。
二色梅の花 [植物の話]
カイシャ近くにある神社境内にある縁起の良い梅の花。
三色の梅もあるというが、どうするんだろう?やっぱり接木するんだろうか?
すぐ近くに元となったであろう、白い梅の木もあるんだよ。
近くに大きな桜の木もあっていい感じです。まだ…咲いてないけどうっすら桃色に色づいてきましたぜ~
梅の花が咲きました [植物の話]
ようやっと、春っぽく気温も10度オーバーな日々。
タイヤも替えたぞ、替えてドライブ行ってきた
ついでに庄内でウマいと紹介されたラーメン屋に行ったんだけど…お休みだったわ OTZ
負けない、29日に余目にいく予定が入ったからその時にまた挑戦してやるぜ!
しかし何かどんよりとした天気…黄沙かな…。これもまた春の名物、嫌なんですけど降るものは降る、しかたがない。
そんなどんよりとした空をベランダ越しに眺めたら、あらすっかり梅の花が咲いている。去年もブログに書いた気がするけれど、その時は桜と同時開花でしたねぇ、桜はまだだよ。
予定開花日に咲くかねぇ?楽しみだ。
デンファーレEVE [植物の話]
もしかすっとこの小型蘭の株もいただけるかもしれない。
だって誰も面倒見ないんだもの…。
デンドロビウム-ファラエノプシスの一種と思われる蘭で、商標名はEVEと言うらしい奴です。
まぁ、エラく色が複雑で、ある意味不気味ですらある。
カイシャに放置される事2年目、5回開花しましたね、よくがんばった。
ちょっと葉が頼りなくなってきたけど、できればまだまだがんばって欲しい。ちゃんと栄養を与えれば、もっと沢山の花を咲かせてくれると思う。ようやくそのあたりが分ってきたところです。
ところで、意外でしたが蘭は毒性があんまり無いのだそうです。
割と毒々しいイメージがあったのですが、バルブから化粧水とか作るだけあり、ハーブに分類される…のかな。
花なんか肉厚で、サラダにして食べるとイケるらしいですよ。ほほぅ、そりゃびっくりだ。
でも、ファラエノプシス系の蘭は、花だけでもバラの花より高価ですから、食べるってのも高尚なもんですなー。
胡蝶蘭のバジルオリーブソース掛け とか、 …美味そうだけどね。
咲かせてみた! [植物の話]
シンビジウム系の蘭で、『ルナシー』さん。
ハデな黄色が映えるぜ!しかし、その名前は何だ?笑
去年咲いている状態のを、戴いて今年も咲かせてみた!というわけですよ。
まぁ、ど素人の育成なので、花の数は少々少ないけれど、ちゃんと2つ花芽が育ってますよ。もう一方はまだ蕾、今しばらく掛かるでしょう。
小型の胡蝶蘭系の…ええと、名前を忘れました 汗
紫色に、複雑な白い系脈の模様が美しくもあり、ある意味不気味ですらある蘭『EVE』も、5度目の花をつけてます。がんばるなぁ、この子は 笑
退社するときに、どーせもう誰も面倒みないだろうから、いくつか戴いていく予定です。勝手に増やして、勝手に育ててる状態なので、文句は言わないだろう。
っても、ただ水をやって、ちょっと剪定してやってるだけなんだけどなぁ。
最後の植物弄りかな [植物の話]
去年の冬に咲き、その後植え替えて、夏にすっかり根を伸ばしたアマリリスの
子供を取り出す 推定 帝王切開のオペを開始する!!
ちょっと分かり辛いだろうけど、去年ラッキョウ(親指くらい)の子株がいまして。
ちゃんと葉っぱを伸ばし、すっかり肥ってこの通り
でもまだ小さすぎるので、これはお持ち帰り。
誰も引取り手がいなかったのよー。
鉢の余ってるのも無かったし、ピートモスもないし。
やぁ、半分以上根っこが腐ってしまっていたアマリリス。
無事復活の感。
でも、ちょっとまだ太さが足りないかな?
てゆーか、どーせもう来年は、ちゃんと面倒見る人がいないに違いないんだし、子供だけ頂いていくなりよ。
さて、来年は咲くだろうか?
春にやった、シンビジウムは、無事鉢ごとに現在、花芽が伸びていますよ。花開くのも時間の問題。今年中に開かないかなと期待したんだけど、中々。今日栄養剤を投入したので、きっと近日中に咲くでしょうw
植物は心が和むの逃避行 [植物の話]
カイシャのグリーン化計画は着々と進行中。
第二応接スペースはグリングリーン!!
水やり、エサ(エサ?)やり、剪定植替え、すっかりマイワークになってますがいいんです。いいんですよ。
やっぱり時には逃避したい 笑
緑を見ていると、文章を見ているのと同じくらいずーっと夢中になれますね。飽きません。見ている先で芽が出たり、花が咲いたりするわけでも無いのに、どこから葉が出てるとか、昨日よりここが伸びてるとか、新芽が出てきてるとか、もー、ずーっと弄ってそうになる。
家の庭もイイ。マザーグッジョブ!
だけど悲しいかな、日あたりがよくなくて…。
できれば自分の部屋にも色々置きたいのに、日が全く入らないので断念しました…パキラ君は今、会社で元気にやっています。
さて。
SRPUが終わるにあたり、一応現時点での科学記事などのチェキと学習はするわけでして、…ガン細胞化は遺伝子よりもたんぱく質の変異が問題…か。ふ、これは問題無いはずだ 笑 遺伝設定にしてないもん。
実は、FT版をやってる時点で激しいネタバレをしていたりするのが最後でバレてしまいます。
何かというと、グリーンな事。
緑化運動を調べた時はちょっと衝撃でした。
木を切らない事は、二酸化炭素の抑制には繋がっていないってのには正直、メディアの無知っぷりと、相変わらず騙されそうになる自分にウンザリします。
昨日も昨日でヒドいニュースを見てしまった。
養蜂家の、蜂駆除のニュースで、ミツバチがやられるから、スズメバチやアシナガバチなどの肉食性の蜂を駆除する仕事をしていらっしゃる方の紹介。これは、問題無い。
ところが、ニュースとして誇張するばかりに、大スズメバチとカマキリのバトルシーンが嘘八百!!
タイトルが、カマキリをも襲う大スズメバチ!とか。
まさか、と思って見て見たら、カマキリの交尾中を襲う大スズメバチ。
ん、ちがうじゃん、交尾後じゃん。
カマキリオスの首がすでにないもん。
カマキリオスはね、交尾すんのに命がけ。背後からイかないと、メスからエサとして認識されてしまい、喰われてしまうのだ。それくらいメスの成虫は必死で、卵を生むためにひたすら食うんですよ。
で、交尾を無事すませると、オスは8割方、メスに食べられてしまうんです。…昔飼ってましたから、マジですよ。
そう、首が無いのはカマキリメスが食べちゃったから。
それなのに、まるで大スズメバチが襲ったとでも言うように案内するんじゃぁありません!
(その後、メスが食べていたオス(死亡)の一部を奪って、大スズメバチは去っていきました)
メディアがちゃんと調べもしないで報道している事は、本当に往々にしてあります。騙されないように、時には自分で気になった事は、調べて見るのがいいのですよ…。
うん、あれ?植物の話じゃない? 笑