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きっとあれは青豆 [植物の話]

通勤道中、見事に畑のど真ん中を走る為、日々育つ植物を目に出来ます。

そりゃーもう、ニヨニヨします。植物大好きなもんで 笑

主に水田、ようするに田んぼ…稲なんですが。日本人の米離れとか何とかもあるのか、減反が進み休田(字の通り作物を作っていない田んぼ 草ぼーぼー)していたり、稲ではないものを作っている所もちらほら。

 水田は田植えが終わって今順調に育っている所だから、本当に毎日、毎週育ってきているのが分かってきて面白い。
 恐らく枝豆か何かだろう、と思われる苗もここ数日間で一気に葉数を増やしたのがみて取れて、黒い土に規則だたしく並ぶみずみずしい緑がとっても…なんだろうな…とにかくそれ見てるだけでエラく朝から仕合わせな気分になるんだ…。

 最終的に手を合わせていただきます、するものだという事は勿論分かっている。

 雷句先生の新連載『どうぶつの国』にもありましたが、肉はダメで魚は食べてもいい、言葉が通じないから殺してもいい、という理屈は『どう?』なのか。

 もし、人に、人以外の生物の意思を感じ取れる能力があったならこの世は、どうなっていたものだろうか。そんな空想までひとっとび。

 最終的には、あれは『意思』が感じられる、感じられない、という人の勝手な意識によって可哀想だから食べれない、なぁんてことは私の辞書にはなく。

 丸々ふとった牛さんや、カモさんを見て素直に『美味しそう…』とか思っちゃったりします。

 木になるみずみずしい果実を見て、ああ美味しそうだと思うのとさほど大差ないだろうと。

 あ、ネタが出来たな。軽く一筆書いて来ようか。

*** *** ***

 そうそう、アイガモによる除草水田もちらほらあるんですよね。小さなハウスが用意されててさぁ、雨の日にはみんなでかたまってダンゴみたいになってプルプルしているのが見えるんだ…美味…じゃなった、かわいすぎる…。

 昨日は農道脇の草陰から何事もなかったかのようにカモがペタペタ歩いて飛び出してきて、危うくひきそうに……うん。農道責めるとそういう残念なものにも多く遭遇してしまう。せめて自分はそういう被害を出したくないとは思うが、あんないきなり飛び出して来たらどうしようもないよなぁ…

 私はそういう経験は無いのだけれど、父親が飼われているハトをハネちゃった事があるし、母親もタヌキだか猫さんを避け切れなかった事があったそうだ。

 軽く落ち込んでた。

 昔読んだ絵本に、やたら巨大で長くて黒くて、所どころまぶしく光る怪物というのを見た事がある。
 確か…ハリネズミが主人公の絵本だったかな?
 きっと動物達にとってそこは異様な『怪物』のテリトリーなのだろう。そうと知っている者もいれば、知らずに迷い込む者もいるんだろう。

 *** *** ***

 庄内地方、メロンやイチゴなんか作っている砂丘方面も走るんだけど、縦横無尽に走っている砂丘農道は今、見事に緑のトンネルと化している。アカシヤと、あとナニだろうな?白い小さな花が満開で道路も真っ白。

 夜は街灯なんぞ一つもなく、上下左右に曲がりくねった緑のトンネル、非常に走りにくい事この上ない道ではありますが朝はイイ。ほんと、すがすがしい。

 この素晴らしい眺めを堪能しながら軽くドライブできるなら、ちょっと長い通勤時間が何だっていう。

 ……それに引き換え、帰りの道中ときたら。…やっぱり帰りも闇のスリルを味わいながら農道帰った方がいいのかもしれない。
 国道だと眠くなるのはなぜ…?

 


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