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南前船という言葉は当然無い [最近読んだ本]

まだまだ先になるだろーことながら、ぼちぼちと趣味対象の真面目な資料を集めて勉強するわけです。
趣味対象なのに…勉強…?
いや、好きじゃなきゃ勉強なんかしねぇんだよ…大人になってからそれがよぉくわかった。俺は、趣味の為に、勉強する!

北前船を!!!!!

 という事でぼちぼちと関連本を読み始めたのです。
 北前船、といったって日本規模で展開してますからね、目的の(本間家)記事が見つかるとは限らない、大体は酒田市史や本間家文章を逆に参照にしている書籍が多いので本間家情報収集としては別段、北前船関係を読む必要は…当初はなかったのだ。

 でもなんだ、よく考えると僕は北前船っていうのをちゃんとわかっているのかな?ん?

 という事で勉強するのです。

 北前船っていうと江戸時代とかに走っていた木の船(和船)でこれで松前(北海道)とか行ったり、西回り航路で大阪とか廻船した奴だろ?
 という私の初期知識。で、その北前船に本間家も参加してなかなかの利益を上げたというが。

 どういうものでどうやって、利益上げたのか…しかも藩政を支え切ってしまうほどの莫大な利益…。田畑の地主や大名貸の利益だけでもどんぶり勘定するとなかなかひどい利益がはじき出されるけど、でもそれだけではあの藩の借金や戦争突入後の(戊辰はもちろん、その後の戦争とか)献金のヒドさは醸し出せない気がする。

 北前船導入は、四代目光道からが本格的です。一応、光丘が生きている間には始めているけど、そのころ光丘はというと藩の立て直しのため鶴岡に務めていたり、その後荘内藩から干された後も上杉家や松岡藩なんかの財政コンサルティングがメインだった様だ。
 商業関係は完全に光道がやってる気がする。そして光丘亡き後光道がうまく軌道に乗せてるのだ。

 私は実は、光丘よりも光道の方が好きである。なんかこう、光丘程聖人君子じゃなくて結構長者様としてちょっとふんぞり返ってたり、怒ってたりするイメージが強いんだけどそこがいいんだろう…。光丘君がバケモノすぎるんだよ、神仏狂い怖い。

 でも一番好きなのはおじさん(宗久)ですけどね。

 で、この宗久が光丘より15歳も年上なのに光丘よりも長生きをしており、最終的に江戸住みなんだけど結構しょっちゅう酒田には来てたりする。隠居してるけど一応、酒田船場町に蔵持っててそこを経営している。
 この新問屋を最終的には 本間家宗家に売り渡している。その相手は光丘ではなく光道だったりと、
 結構光道ともやり取りが多いというのがツボに入っている模様。

 光道、親戚(父の叔父さんって子からなんていうのか…調べた、そうそしゅくふ…曾祖叔父 変換しねぇ)の謎の元気なおじいさんは絶対的に謎の存在だったろう。父の光丘が一目置いているのに一族からは遠ざけられている。のち和解はするけど、すればすれで扱いが突然丁重になりすぎてなんなの、あのじいさんそんなに偉いの!?ってなったり。

 それはさておき、光道はこの舟場町の蔵を宗久から譲り受け、新問屋を始めております。新問屋、今まで本店が西方の太物や荒物を扱うのに対し新問屋は松前(北海道)からの商品を取扱いをしている…

 ここまでが本間家文章を読み漁って把握してきた処です。

 はい…では、松前からの荷とはどんなものなのか。それを酒田で卸して果たして儲かったのか?もっと南に下りて行った方が売れるのではないのか?

 もちろん売れたわけです。でもまず北前船システムをいまいちちゃんと理解していない気がしていた。なんだろう、北前船いうけどなんか…違和感があってこの違和感の正体がつかめずもやもやしている感じ。

 *** *** ***

 はいモヤモヤ解消!!!!

 北前船というのは!西方や南方での!西回り航路を北からくる船の事です!!!
 つまり酒田では!この船を!北前船と!呼ぶことは無い!!!!!!


 それだ!!!!!!

 すんげぇ勉強になった…すんげぇ、世間一般結構基本的な間違いをしているというか、完全に雰囲気だけとか知名度高いだけの単語で回ってんだなって思った。説明を端折るにも程がある。
 今後、ジモトは北前船のことを 弁財船(北前船)と書くべきなわけだ。そう書いてよ!お願い!!

 自分の創作における、イシュタル島の隠れ里、ラトノアの話を思い出さずにはいられない。こういう事もあることを知っていてあの設定を書いたとはいえ…あう…。(ロンタルという文化の最後の生き残り地でありながら、ラトノアはロンタルという単語を継承しておらず、ロンタルの調査にきた島の外部からこの言葉をのちの輸入して現在は使っている…っていう)

 北前船というのはそもそも船の名前ではないのである。商業システムの話なのだ。ただ、この北前船商業を行ったのが主に『弁財船』と総称される形の船が多い為、弁財船の事をいろいろ端折って『北前船』と表記するにすぎないのである。
 故に、北前船という一語にはものすっごい大量の情報が乗せられているのだがこれを知らない人は全く知らずにただ『北前船』という単語だけでやりとりしているのだ。

 ちなみに ベンザイセン あるいは ベザイセン ベジャイセン などといろいろ呼び方があるようです。

 本間家ではこの北前船を自分の船で始めたのが…光道の時代という訳です。
 もともと西回り航路を使って西方と貿易をしていた本間家ですが、自前の船を持ったのは四代目になってからというのはそういう意味になる。それまでは船主を雇って荷物を廻船していたが、自分の船を持ったので外部委託する必要がなくなった。加えて船主に商売を任せる形で荷物を積ませたので各港で莫大な利益を上げながら西方より戻り、松前に行ってはやはり粗利を稼ぎ海産物を積んで戻ってきて以下ループ。

 今は信じられないけど、江戸中期から明治の戦争前くらいまでは本当に酒田港はにぎわっていたようです。
 荷物も他の小さな非難用の港などとは比較にならないくらい荷物は裁けたといいます。最上川で内陸へ運ぶルートもあったのでそれが強かったようだ。加えて本当に太平洋周りは危険で、なかなか船のルートとしては発達しなかったようだ。黒潮コワイね。

*** *** ***

 塩の流通と松前の開拓、佐渡の地蔵に米廻送。昆布すごい、なにこれすごい という感じで昆布が普及しているのが面白い。同じで鰊(にしん)や鱒の流通変化も面白い。米の取れない松前にとってニシンは鯡(ニシンの別の字で サカナ魚に アラズ非 とかく 米の代わりとして松前ではニシンが米替わり)であるとか、でもどう転化するのか、ニシンなんて身欠きにしんしか思い浮かばんが…あと数の子…と思ったら。
 昔は田畑の飼料に(あ、今もか?)魚粉とか使ってたんですね、しかも大量に。〆鰊やらはともかく、魚と頭から畑にブッさすとか…マジかと思うけど、今の様に化学肥料とか無い頃は人間や家畜の下肥だよりだったわけだ。でもそれじゃぁ足りないし、集める労力というものもある。

 酒田の白崎さんは下肥独占と管理で成り上がった商人でしたが、実はそのころから鰊のたい肥用が入って来ていたはずである。でも田んぼにはそんなに栄養剤撒いてるイメージ無いとおり、実はそんなに肥料は必要なかった様だし貿易品というのは結構、とんでもない値段で売られていたりもするものだ。

 ニシンの〆カスか肥料用としては圧倒的に西方での需要が高かったようだ。米以外の農作物を作る様になったため、肥料を大量に必要にしたそうだ。

 なるほど、そうして北と南では価値観が大いに違う。互いに無いものを交換して行う商業では、それぞれの価値観の違いからつけられた値段になんら疑問を抱かない。ゆえに、松前貿易(北前船)はボロ儲けだったようだ。

*** *** ***

 ざっと見た感じ、本間船が壊れた話は見たけど難破したというのはそんなに見当たらない気がする。
 他では無理な航行をして行方知れずになったり、座礁したり、いろいろあるのだが。

 実は当時の記録としては難破したりした方が記録が残るのな、荷物の保証をするために浦役人が細かい状況を書き留めて証文として成立していたからだ。
 本間家が筆豆だからいろいろ資料は残っているけど、他ではそうとも限らない。実はそこにいたときどんな荷物を積んでいたかという、北前船にとっては流動的であり詳細は記載されないダイジな資料は、難破して初めて明らかになる場合が多いようだ。

 うーん、性格上安全第一で無理はさせなさそうだかならな…本間さん家…。
 なぁんて思ったりもした。黙っていても儲かっているからなぁ…。
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虐待のレベルとトローマ [最近読んだ本]

久しぶりにガチな話題でも。

ほんとにガチに書くのは、このタイトルからしてご理解いただけるかと思います。

 虐待のレヴェルとトローマ、ですよ。よぉするに虐待ってどっからどこまで?とかいう話と、それに関連が深いかなぁと思われるトローマ=トラウマ≒心の傷 というものの話をするわけです。

 ちょっと創作も絡めるかもしれません。というか、都合創作のアレとかを例に出して話を進めるかもしれない。実話出すわけにもいかん。自分の事か他人の事か、もちろんここがネットの上だと言う事を承知で私はお気楽に50%虚言を並べるのであります。

 そもそもなんでそんな話って?

 いやぁ、私基本的に映像でニュース番組見なくなって久しいんですけれど…最近お昼休みにワイドなショーが流れっぱなしなんですよね…私はご飯たべたらゲームしてるんですが、さすがにご飯食べながらゲームって訳にはいかないのでその間、つい見ちゃう。
 つい見ちゃう、これが憎い。

 まぁそれはともかく。

 テレビニュースに限らず、ネグレクトやら虐待やらの話は尽きる事は無い訳で。

 実際それで子を死なせたと言う悲惨から、かつて自分は虐待を受けたと言う心の傷を抱えたのち、他人を殺傷する事件を起こし、最終的にそれを理由の一つとして上げる検察側とか。

 それらニュースに対する、ちょっとオバカで聞いてらんない(もちろん見ても居られない)進行役の愛の手やら。
 あと、そう受け取ってしまう自分はじゃぁどうなのか、とか。

 そういうガチ話をするわけです。

 現在の日本ワイドショーレヴェルに換算すると、間違いなく私は子供の頃虐待を受けていた事になるようだ。

 フツーに悪い事したら鉄拳制裁だったよ?

 私自身を『平均的』と評価するのなら、恐らくほとんどの人が虐待とやらを受けている事になるような気もする。というか、私がその件に関して何かスペシャル(マイナスにしろプラスにしろ)だとは『思いたくない』という感情論もある。そこもまた問題ではあるものの。
 …平均が嫌いで平均に属したくないという感情もありながら、そこは平均値でいたいとは虫のいい話だという呆れた自己判断もあったりするわけで。

 昔から、こういう話題に限らず『人の心とは』何であるかと言う事には恐らく、人並みに興味があったのだろうと思う。思春期に♪少年から♪大人に・変わる♪ みたいに基本的には誰でも通る道なのだろうとも思っている。

 で、興味があると調べちゃうと言う気質があるわけで、今も変わらずそれ系の書物を大量に読み込んであったりするわけです。フロイトとかは通過儀礼。理解するのに3回以上は読み直した間違いない。時間おいて。

 今もって全部理解しているとは限らないものの、精神系の文章を読むに基礎知識なんかは頭に入れておかないと次に進めないのだ。

 そうして、そういう知識は創作におけるキャラクタ造形に使用するわけです。学んだと思ったら生かす場所も欲しくなる。

 しかし、キャラクタを作るってのは心の問題を考えた時、在る重要な一つの側面を語っている事も私は密かに知っていたりもする。なのでぶっちゃけ、あんま踏みこんで話すべき事じゃないのかもしれないと思ったりもする訳で…内面をモロに語ってるみたいで恥ずかしいからね。
 (創作小説はどうなるんだというツッコミについては、まぁ慣れたと言う事で)

 そんな時の為の代替キャラクタ。

 では、あとはよろしく。

*** *** ***

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友情か恋愛か。 [最近読んだ本]

 私は偽装腐女子であります。というか多分分類するならあれだ。
神事に書かす事が出来ない榊(サカキ)が東北地方には自生してないから、東北の寒い冬でも大丈夫!なニセサカキで神事も代用しちゃう、みたいな。(どんなたとえですかそれ)

 違うんだけど似ているか、代用の利く、しかもなんか割と軽いノリで。
 そんなニュアンス。

 偽装とは物騒な 笑

 個人的にはニセという響きは嫌いではないので良し。

という訳で久しぶりに読んだ本カテゴリですが、大半が創作の話に帰依します。特に言うと、これから言う属性から察していただくのですが…SFの話です。

 かといってSF小説を読んだ話ではない。某人はSFに分類されたが、私にはれっきとした恋愛小説だった。てか、俺そんなの読むの?読むよ?何だと思ってるのさ!!

 雑食性なんだから!そりゃこのんでは読まないけど、面白そうだったら何だって読むんだよ!
 修行とか研究とか称してBLとかも読んでみたりするんだからねッ!(きっとこのあたりが偽装)

 ちなみに俗にいう、携帯しょーせつ、というものでもあるので本、というのは正しくないのだけれども。実際携帯小説ジャンルは好んで読まないので、ネット小説、の分類からは外しました。
 ま、書籍化されてますし。

 何を読んだか、という事はさてはてドーン。

私が夢見た「優」

私が夢見た「優」

  • 作者: あんどう 蒼
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2008/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

  どんな話かというと、非常にぶっちゃければ超乙女の恋愛小説である。
 超乙女とはなんぞやというと、平沢さんが幽霊ノートで興味深く解説されている。
 なるほどなるほど超乙女。納得。

 真面目に言うと、性同一障害(障害、というのが嫌なのよん…この言葉を使いたくないから超乙女でごまかしたい気分になるのだよ)の実録をもとにした私小説。

 実際にあった、とかそんなんはぶっちゃけてどうでもいい。そういう言葉によってリアリティを喚起される事はないし、される必要はいたって、ない。実話をもとにした、という前置きはあるけれど、それは実話をもとにして読みやすく物語化した事へ掛っている事だろうと解釈させていただきました。

 男同士の恋愛話です。BLとは違う。
 正しくは男同士の恋愛、と書くのも間違っている。

 というわけで、これをメインにしてSP-2話にいたり、最終的にはSFの話。

 

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イケナイ事と知りつつも。 [最近読んだ本]

それを知ったらええええええ と、

段ボールに詰めて保管しているものを改めて探したい気持ちにもなる…。

いやね、先日某人とお話をしていて 3月春コミで某ジャンル本が午前中瞬殺でその後も探しまわってるんだけどオクで大変だったとかなんとか話を聞いて、

ガチに『おそらく再発行するにもスパコミ(5/2 1日目ジャンル笑)に合わせるだろうから~』的な事を話てまして。

あーそーか。どーじんしって…オクに出るものなのか…と。そもそもオークション自体あまりやらないというか、覗いたら大変な事になるものは覗かないのですけれどもっ

 興味本位でどんなもんだろうと見てみて吹いた。

 でもモラル的にはよくないんですよねぇ…とはいえ、オクじゃなくて中古同人誌とかはどうなんだろ?

 こう色々覗いて見て…出ているものを見る限り、トライエース系割とコンプしている事に気がついた 苦笑

 ま、それはともかく。

 あのね。プレミアついてて1冊5ケタの同人誌ってやっぱあるんだへー…って何気なく見てたら。

 …それ、持ってる。

 汗がどぁああああああああッて。

 いや、結構昔の話ですが今の漫画家さんで同人やってた人とかいっぱいいるもんで、有名なマンガ家さんのどーじんしがガラスケースに入っていて同じくピー万円とかいうのがあるのは知ってたけど。

 ああこれ面白いって買って、寝かせてて、いつしか有名になってて超プレミアついてるって…

 あるんだな… 汗が、嫌な汗が………。

 なんか、そう言われて見て思い返すと…さらに汗が出てくる……。
 多昔の同人誌で4桁で手に入れて今もしかすると、もしかするんではないかと思ってしまう本がいくつかもってるじゃない俺……。
 いや、オクなんか出さないけどさーモラル的に。私も同人屋だし。
 でも、段ボールの中に眠らせておくのと読みたい人、欲しい人の手にあるのとではその本は、どちらが幸せだろうなどとと 理論こねてもダメなものはダメッ!!!!

 …ホントに金銭的に進退極まったら迷う事にしよう…。
 あ、あと…別に隔離しておいて捨てられないようにしとかないとだな… … … 笑

 4桁くらいなら別に…いや、まぁケタにもよるか。でも5桁は…ッ

 ええええ、あれそんなレア本だったのかー…汗。
 確かに凄い面白い同人誌だったから私もお気に入りにしてたんだけどさー…。
 いつか、ヒマを見つけて倉庫入りした同人誌整理した方がいいのかもなー…(おいこら)


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流行なんかケッとか言う癖に気になる血液型。 [最近読んだ本]

ようやくお借りできました。そして読み終えました。

B型自分の説明書

B型自分の説明書

  • 作者: Jamais Jamais
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本


ええ、これです。正直Bしか出ないなら読まなかったでしょう。私、これと併せて全部読みたい。Bをとりあえず読んでみてますますその欲求が深まりました。

ようするに『他人』も『自分』も 知りたい という欲求に帰依するのではないか、と私は占いとか血液型診断の流行の理由は思っています。他人を知ることで、自分と比較して『自分』を知るという、一種の方法論ですね。
 あるいは自分はどんなものなのだろうという興味から、他人からどう思われているか、というのをパターン化して知る事が出来る、あるいは共感できたりできなかったりして それはなぜ? と考えるきっかけにしてみたり。

この書物の内容を信用、は、しているようでしていない。

 なぜかって?この本を読んだB型の人がええと、 一人に収まらず周りにおるのですよ 大笑
 でね、面白い事に全員が私に この本読んでみてよ!ぜひ読んでくださいよ!って言うんです。
 それからね、面白い事に全員が 全部当てはまるわけじゃないんだけど、逆にそんなこと無い絶対ない!って事もあるんだけどがっちり当てはまる時もあるの! と言われるのです。

 ん?あ、それ俺だ俺w という人いるかもしれません。あえて一人に収まらないBの人が誰なのかは明言しないでおきますよw

*** *** ***

 ちなみにオイラの血液型か?当てにならないのに聞くのかー?
 当てて御覧なさい~いwww (とかってまぁたまに明言しているとおりです)

 私の血液型が何なのか、を知った上で見るとまた一つの分析が出来て面白いのかもしれませんが
 まぁあえてそれは隠して話を進めましょう。

 という事で、今回はどこまでもB型説明書を読んだ後に思ったこと B型の人たちへ

B型の皆さんへ 続きを読む


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知っていると興味も湧く訳で [最近読んだ本]

先日某所で紹介を聞いて、あぁすげぇ読みたいと思って買って来ました。
一応、イベントを主催する側になって色々お手伝いする事が多いので分かってなきゃいけないと思っているのもあるし、昔色々あったのでその時から敏感になっていたりもする訳です。
(実はも何も、私はもともと理論が先の、石橋叩くタイプの人です)

 久しぶりに主催から呼び出しくらいましたよ。久しぶりですなぁ。(しかし、今から3月にやるのかよ!?)
 会議などの方向性は後に~。

2007-2008 マンガ論争勃発

2007-2008 マンガ論争勃発

  • 作者: 永山 薫, 昼間 たかし
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: コミック

 おおよそ読みましたが、もう一度じっくり今最初から読みなおしたりしています。
 こちらの本は、現在(2007年~2008年)における 日本 および 世界のマンガ(もしくは一部アニメなどのメディア。具体的にはやはりマンガ)事情についての 中間報告。
 結論ではなく、中間報告であるという冒頭の断りは実に、的を得ているなと思いました。
 正直、私はこの本を読んで得られたと思った事は法律の詳細と、それに対する各方面が対応してきた『実情』裏話程度くらいでした。
 そのほかはおおよそ理解していたり、そうだろうなと感じていた事の再確認。

 多くの人にインタビューし、誰も取り纏めていない(政府でさえも!)日本の誇れる(となぜかそういう事になっている)マンガ文化について、様々な方向から じゃぁ実際にはどう思われているの?という割と生の声が乗っているなと思います。

 注釈などもついているものの、全体的に読める人は限られているな、という感じはします。
 私は自他ともに認めるオタクなんですが、一番条例とか法律とかに引っかかる部分を全くスルーするタイプなので基本的に、傍観者の立場になっている(と思う)
 転嫁・昇華・代替 としてマンガやゲームやメディアは使用しているものの、自慰行為までは必要としないんですね。一応いかなエロだろうがBLだろうが『文化』としての見方をしようと努力してしまう…生活環境的にそういう人に育ってしまってますのでこれはどうしようもない。
 どっちかっていうと否定ジャンルの無い(健全だろうがギャグだろうがエロスだろうが構わない、好き嫌いのない)、蒐集癖性のオタクです。
 どれが健全だとか、これが健全だとか。
 そもそも何が不健全などという論議は論外。倫理は法ではなく、法は定理じゃないからね。

 さて、そんな自己紹介を経た私がこの本を読んで思った事は、
 これを読んでもオタクの事を知らない人は、何も形を掴めないだろうな、という事。
 ぼんやりとした輪郭は得られるんだけど、何かをはっきり答えを得られると思って読むと漠然とした思いだけを残してこの本を閉じる事になると思います。
 こういう専門書は大概そうなんだけど、実際問題にしている事(マンガ)についての基礎よりももっと他の知識・教養が無いとインタビュアーの言っている言葉の意味をちゃんと受け止める事が出来ないんじゃないかと思う。
 いきなり社会的に評価されているような「オタク」を言う人がこれを読んでも多分、さっぱりわからないだろう。そしてこれは最初に断わってあるように『中間報告』であって、バラバラになって世界の中にただよっている意見を取りまとめただけの書物なのだ。
 てんでバラバラの意見を機関銃で撃ちこまれ、これをうまく自分の意見としてまとめる力が無いとこの本から何かを得る事は出来ない。
 多くの意見があるから蒐集癖的な私には楽しい書物なんだけど、理由より答えを求める人にはお勧めできない。意見を伺った人が多岐に渡るからまとめられなかった、という事もあるだろう。そして編集者はその実感を確実に理解しているというのがよくわかる。
 だから、これは『中間報告』なのだ。
 そして、それだけ色々言われるマンガ文化はこんなに危うい状態にあるというのが『漠然』と理解できる。
 答えがコレだ!と断言できない、という事だけははっきりわかるわけです。

 もちろん、それが一般的に出来てない、という評価は基本的にはしたくない。だがせざる負えない人が大半で、社会的に認識されている「オタク」やらの属性的にはこの本から具体的な危機感を得る人など少数だろうと思える。グレーであるは悪くはないけれど、それがどれだけ社会的には不安定で黒にも白にもなりうる危険な状態だというのを理解できるのだろうか?

 *** *** ***

 さて、ならばこの本は読むのは無駄だと言えるのかというと、そうだとは言えない。
『中間報告』として刊行する事になってしまった事は少々残念ではあるけれど、たぶんそれは筆者も同じくだと思うのです。もう集めている状態で…まずこのバラバラな状態をどうにかしなくちゃという気持ちになったんだと思うんですよね。
 こういう事は新聞とかテレビとかの力のあるメディアがしっかり報道すべきなのに、残念ながら今報道機関メディアは視聴率とかお金とか、そういうものを取る事に必死でまともな報道をしなくなってしまっている。ひどいもんです、マンガに限った話じゃないんですよ、だから私大っきらいなんですから。
 政治がショーになったのは政治家の所為ではない、面白おかしくしないと『視聴率が取れない』ために半ねつ造された果てである事を貴方は理解できているか?ならばと、政治に限らず報道のその手段を逆に使いだす奴らが現れて手に負えない状況になっている。

 ネット社会だとちと事情がまた違う。
 この本の中にも書いてあるけれど、発言責任が無いからみんながみんなお客様で観客気分。楽しくない事には反応しないから、自分たちで面白くしようとして過激な事も酷い事も平気で言う。

 ああ、これ掘り下げていくと主題がそれるからこれはここまで。

 とにかく、現在の正しい『マンガの状況』を理解できるメディアが無い。
 どれもこれも胡散臭く、どれもこれもきな臭い。
 ならばこの本は信用が置けるのか?
 うん、割と起こっていた事が正しく書いてあると思います。
 なぜならば?注釈されずとも私も知っている事が書いていある。捻じ曲げられた意見集ではないし、理解してない人の主観論の話でもない。
 
 これが『中間報告』なのであれば、いずれまとめとして理論を展開できる本も出来るかもしれない。
 その前に、まず現状を正しく理解することが必要でそのために、この本の存在は必要不可欠だとは思うのですね。

*** *** ***

 思うに、政府が一番間抜けだよなぁという思いがさらに深まってしまいました。
 マンガで金儲けしようと(割と本気で)思っている人は、ちゃんとマンガ業界を勉強するんだろうけれど…別に金儲けする訳じゃない政府(でも多分、マンガは外資が得られるんじゃなーい?というどこぞの甘言や報告書に踊らされている)はろくすっぽ理解もしないで、軽々しくコントロール出来るものと思ってあれこれやって失敗している。

 文化を操る事は難しい。産業じゃあないのだ、マンガは文化だってことは分かっていると思うけど?

 そろそろ教科書にマンガの歴史もマジメに乗せてみたらどうだろう?特に同人誌についての曲解が酷いんだよぅ。同人誌にだって色々歴史があるのに、それを理解せずに年々学生さんが何も知らずに曲解したまま同人道に染まっていくのは見ててたまんないのよぅ。
 でなきゃそろそろBL本とエロ本と二次創作パロディ本と、同人誌は別分類で新しい言葉を作ってみたりとかしないかな~と観客気分で提案してみる。
 同人誌というのも様々あるんだから、同人誌で一まとめにされるのが嫌ならば同人誌の分類訳も必要なんじゃないのかな、とも思いました。外の評価を論じるだけじゃなく、そのようにオタク側も姿勢を変える必要性はあると思うのですよ。

 同人誌は自費出版の事ですからマンガに限らないわけなので、同人はいったん置いときましょう。

 この本はあえて『マンガ文化』に絞っている。実際にはゲームや小説や芸能人、アニメや映画、海外作品などのジャンルもある。
 というか、ある意味『オタク』という言葉の何かに何でもかんでもぶち込まれていっしょくたにされている気配がするわけですが(これは社会的に、という意味で)
 オタクったって色々あるのに。

 だから今回マンガに限ったというのは良い事だと思います。
 そしてマンガは歴史が古い為に法整備が後手に回っていて、だからこそ今さまざまな事が問題になっているのだなというのがわかる。
 アニメもその次に古いから色々あるわけですよね。
 対しゲームは比較的新しいから、色々法整備が整っている気配がします。
 そんな事もこの本からは読み解く事が出来ると思います。そして、安定していない法に振り回されるマンガ家の現状なども素直に暴露されていますね。そして近年同人作家からのマンガ家デビューがホントに多くなったわけですが…それに対する出版業界の本音みたいなものもあります。
 部分的には興味がある人もいるんじゃぁないでしょうか。
 でも、ぶっちゃけてそんなに奇抜な事じゃなく、当たり前の現状だなというのが私の意見だったりします。同人活動でマンガを描くのと、商業誌で描くのは天地の差がある事は…マンガ家を目指す人ならまず最初に自覚して理解すべき事だと私は思うわけです。

 割と、訴えられても…また訴えるぞとか言われても実はそれは法的に言うと…実は全部間違った事でイケナイことじゃない場合もあるってのは、思わず苦笑してしまいますね。
 騒ぎ立てる奴に限って何も分かっていない、というのは本当です。

 あぁあ~、昔のアレとかアレとかアレとか(笑)
 坂田さんとかに相談してみたくなってきたよ。いや、しないけどね ニヤリ。

 とりあえず地方の会場貸し渋りとかは前から理屈は分かっていたから、この本を持って行って力説したくなりますね。でも、ダメなものはダメでお子様みたいにダダこねられるんだけどさ~。
 つい他力本願になるのがオタクって属性の悪いところだってのはよーく解る 笑
 なので、たまにはこんな話もブログでやってみたりするのでした おわる。


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鶴岡の花火?~軽文庫の定義って? [最近読んだ本]

あれれ?今日だと思ってた。

昨日夜のドライブなどにしゃれ込んだら遠くに花火が上がってました。場所や規模からして…鶴岡の赤川花火大会みたいだね~。
 県道沿いに堪能しました。

 いやぁ、暑い日が続いております。さすが夏です。当たり前ですが。
 本日はお休みなのですが…実は昨日ものすごくピヨってた所為で起き上がれなかったデス。
 代わりにはならないけれど。
 てゆーか、ぶっちゃけ、涼しい部屋への逃避なんだけど。

 出勤~。

 …む?ピヨり時にドライブとは、何してんだ俺。…交通事故率が高いのです。

 色々事務所の買い物にも行きたいのですが…出歩きたくない…。
 店によってはクーラーガンガンで逆に寒いのが嫌だったりもするのです ううう。

 やっぱり夏はタンクトップですね~ 適度な温度に保った部屋(決して暑くはないし涼しくも無い)で人には会えない格好ですごしています。こーいう時男の人ってのはいいよなと本当に思う。ああくそ、下着うぜーッ!
 自分の部屋だともっと 酷い 格好なのは あたりまえですね☆

 *** *** ***

 ちょっと創作話。
『トビラ』が着実にシリアス路線に入ってくれておいちゃんは安心です(何)
 これで胸を張って シリアスファンタジー という表記にドキドキしなくて済みます。
 …とかって、丁度番外編(こっちはコメディ)を上げたので6-2 某所への告知してないんだけど…
 てゆーか最近忙しくて、前ほど宣伝広告上げに行ってないんですが…トビラはいらないかな~とも。

 ところで~実は、前から色々気になってた事があるんですよ。

 …ライトノベルっていう分類とは、具体的にどんなんだろう?

 って、思ってたんですよ結構。

 私は文字だと隅から隅まで何でも読む人なのです。雑誌なんか買ったら広告文から裏表紙までがっちり全部読む人でした。今は…時間があればそうしてます。新聞も昔はそういうアフォな読み方をしてましたが、今はそんなに毎日読む時間が無い事もあるのでちゃんとチョイスして読む技は覚えました。はい。

 で、面白そうだと思ったら何であろうと読むのです。手を出してしまえば早い。
 学生時代の愛読書は、家とガッコと図書館で全部分類が違う。
 図書館では岩波文庫(笑)を本棚の右端から片っ端から読むという事を実は、やってました。面白いもんですよね。…面白かったんですよ古典って。
 で、クラスではもっぱら借りてた本を読んでいました。ミステリー(ジャンル妖怪にかたより)やライトノベルと思われるシリーズですな。
 家に帰ったら自分の小遣いで買った本を、という具合ですね。
 主にファンタジーとSFだったのは変わらず。半分はライト、半分は外国作家。

 で、その頃は…小説は小説であって…新書版とかハードカバーとか関係なくひっくるめて小説読んでると思っていた。分類に疎かったんですね、何でも読むので…えり好みは面白そうかそうではないかという分類でやっていた気配。

 でー。
 いろいろあって、長年やりたかった小説書きを他人向けに真面目に(?)やりはじめてしまい、今このように不特定多数の人々の目に触れる場所に公開するようになってですね。

 色々なサーチに登録するに当たり ライト という分類があるという事にはたと気が付いたわけデス。

 ああ、なるほど、最初からこの小さなサイズで刊行されている明らかに学生をターゲッティングしているイラスト付きの小説群は… ライトノベル と、言うのか!
 という具合に気が付いたのがかなり、最近かもしれない。多分過去5年以内 笑

 *** *** ***

 ライトノベルは 間違いなく2時間以内で読破できる。
 これを…私はもう買おうと思わないらしい。 どーしても買いたいと思ったもの以外は実は…立ち読みで済ませてしまいますごめんなさいです。手元においておきたいと思う程のライトノベルというのは今、あまりない。

 ウェブ小説もピンキリですが、ライトノベルもピンキリだ。
 だけどピンからキリからある所為で、思うに…発掘するスキルさえ高ければ私はウェブ小説でおなかいっぱいなのであります。とすると、自由にブクマしていつでも読める(たまに閉鎖してしまったりとかするキケンはあるけれど)ウェブ小説の方がお手軽で、コッチの方が面白い。
 魅せ方がウェブであるために、色々工夫されているし…ページサイズに左右されない。
 もちろん、発掘するのが大変なんだけど、この発掘自体が楽しいというのは以前に何度か書いている通り。

 キノの旅とか、本の作り自体で存分にサプライズするというライトノベルも最近は多いようです。
 合致したステキイラストレーション付きというのもいいかもしれない。
 でも、ライトノベル文庫は、私の辞典収集癖から外れる。
 これらを手元においてもあまり、これらから学ぶべきことがあまりない。それよりもライトノベライズを書いている人達が資料として持っているだろう専門書の方が私には重要で…もっぱら買うのはそーいう関係になりつつあります。故に、古典SFは買う。
 で、そーいう専門書やら辞書マニアであるために…ライトノベル作家が何を読んでこの話を書いたのかの推測が付く場合が往々にあり、その途端に萎えたりします……もっと捻るか、それすらネタとして消化して欲しい。
(その所為か、ギャグ…コメディじゃなくて…ギャグパロディ系は衝動買いする場合があったり)

 *** *** ***

 で、ライトノベルって何さ。
 文庫じゃないのにウェブ小説で、何がライトノベルに該当するのだろう?

 …設定がライトって事か?

 などと色々調べたり推測していたり、実際ライトノベルを歌う作家さんの作品を覗いてみたりするわけです。

 そーしましたら…某ゲーム雑誌にこんな事が書いてありました。

『ライトノベル=RPGノベライスが出発点』

 そ、そーなん!?
 という事で何が例になっているかというと、RPG(この場合TRPG)のニホンにおける代表格、ロードス島戦記が紹介されている。
 ロードス島戦記は小説として書かれたものと、RPG(この場合くどいようだがテーブルトークRPG)リプレイとしてのものがある。
『ライトノベルは元々FT(ファンタジー)ものが多かった うんぬん』
 つまり、スレイヤーズとかですか?風の大陸とか、フォーチュンクエストとか、…む、確かに言われれば殆どがファンタジーだな…。

 ふーむ、確かにまぁ、あの頃にライトノベルと思しき小説が一気に増殖したよねぇ…うん。

 ちなみに、今はファンタジーより日常的な…現代的なジャンルものが多いそうです。

 ちなみに、ライトノベルと恋愛系ノベルは別であります。…そう、ライトノベルは恋愛よりも冒険や日常や、普段ありえない事を題材とする小説群であったりする。恋愛はあくまで香辛料だった。

 *** *** ***

 なるほど、とすると…ウチの『トビラ』はライトかもしれない。
 と、思わせておいて実際かなり重い事も絡むけれども。
 というか、年齢層がちょっと際どい(高い)、今更青春群像、今更お前らそんな事に気が付くんじゃないという事を裏でやっている。子供時間の長さが近未来高まるという仮想設定。…割と仮想じゃなくなりつつあるけど。
 SF比率の高いライトノベル。RPGというものを多分、正しく、RPGしているわけだし。

 で、SRPUも間違いなくライトに該当する。SFだけどもギミック的にはかなりライトだ。ファンタジー畑の人が書いたSFなどRPG臭がプンプンである。

 エレメンは残念ながらライトではないですねぇ。これは硬いもの 笑。
 たまに軽くなるのは作者の作風という逃げをしてみる。

 … …
 成る程なるほど、ちょっと納得してきた。
 でもそう考えると、ウェブ小説は殆どがライトじゃねぇ?と思ったりもする。
 それなのに『ライトノベル』という分類があったりするのはどうだろう?とも、実は、思ってたりもする。


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ライブMANだって前半は3人なのに [最近読んだ本]

どうして、戦隊ヒーローの3人組としてだけ、サンバルカンが取り上げられるんだよ。
 …嬉しいけど。

 先日、ご当地ヒーロー本をスミからスミまで読んでしまったRHです。
 読んで気になった所がソコかよ!

 というぐらい、実はサンバルカン好きーなのです。
 なぜと言われても困る。
 ダイスキなんだから困る。
 バルシャークの二枚目っぷりが、幼心に快進撃だったんだよ多分。

 あと、あのポーズがね。

 私が、サンバルカンフリークであるのは、気の知れた友人らにはすでにバレバレの事実であるが、多分彼らはサンバルカンなど知らんであろうとも思う。とりあえず、OPとEDは熱唱して若干の洗脳を試みた。
 たまに、映像付きが来ると、嫌が応にも盛り上がるぞ!
 バルイーグルはまだいい。
 バルパンサーもまだ分るだろう。
 だが、あのバルシャークのポーズだけはどうよ!

 恐らく、伝説…いや、神クラスのポージングであるとさえ思っている。

 あとは、カクレンジャーのニンジャレッド・サスケも微妙か?

 さて、戦隊モノといえば5人であるというのは、もはや幼き日々に戦隊モノシリーズを見て育ってしまえば、おのずと刷り込まれるわけであります。
 しかし、最近なんかとみにそうですが、別に5人とは限らんのですよ。
 でも、5人っていうのはカメラフレームや、見栄えなどから行ってもとても映える。特に、中央の主人公張ってるレッドがね。
 
 そこん所、最後まで3人でやったサンバルカンには、果たしてどういう意味合いがあったのだろう。さすがにそこまで追求した事は無いが、なんか追及したくなってきたよ。
 タイトルの通り、超獣戦隊ライブマンも、最初は三人だった、はず。始まって当初、おおお!バルカンと同じ3人シリーズだ!とか、ムダに感動した覚えがありますもん。
 でも、その後二人増員されてしまいました。残念!
 でもまぁ、敵が多数なわけですから、
 ひとーりより2人がいーい~、ふたーりより、三人が、いい~♪
 なわけでして。でも小林パパ。それなら、3人よりも5人がいいし、むしろもっと増えたほうがいんでない?という具合になるのですがどうよ 笑

 戦隊モノのことを考えると、連鎖的に色々な甘酸っぱい思い出を喚起します。
 戦隊ゴッコやったよ?まだ女性隊員は強いという地位を獲得してなかったから、フツーにレッドやブルー役を狙っていってた記憶があるよ?笑
 基本晴れた日は外で遊ぶという鉄則みたいなものがあって、(友達ら全員がそんな感じだったんだ)、外で~バニヤファミリーやら、ジェニーちゃん人形やらは汚しちゃうから展開はできないのです。だから、おのずと外で遊ぶとヤンチャな方向性になるのですよ。
 しかしまぁ、ある程度の年齢で、フツーは卒業するもんなんですけどねぇ…

 ウチは、見事なタイムラグで弟どもがいたもので…。それらに付き合って一緒に見たり、知識を得ておかないと姉として、やってけないと思ったんでしょうかね。全く、アホな姉です。

 なんか、気が付いたら自らの趣味で見るようになってました…。

 そうだ思い出した。

 何時からやるのか奴ら、新聞が読めないから聞いてくるんだよ。
 それに、ヒマだと何かとちょっかい出してくるから、奴らをテレビに釘付けにしておかないと、あっしはコンセント抜けやリセット攻撃を受けずに心穏やかに、ゲームが出来ないんだ(笑)
 そんなわけで、自ら積極的に特撮とアニメを毎週チェキしてだな、奴らの関心を引かせて、どうだ、面白いだろう。
 大人しくこれ見てろ!
 といわんばかりに、新作が始まるたんびに弟どもに吹き込んでは、自らもいつの間にやらハマってたって口だよ。

 あああ…そうか、そういう事だったのか…。
 昔っから、動機はゲームだったんだな…。


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ローカルヒーロー [最近読んだ本]

パチンコグループのダイエーだったかマックスだったか。
 あれはどこの企業だ?
 何かとCMで戦隊っぽいかぶりもののシリーズをやっているんだが、あれはどこのローカルヒーローなんだろう?

 というのは、何かといいますと。

 ローカルヒーロー大図鑑

というのを、今仕事を教えてるお兄さんが何を思ったのか、持ってきやがりました。
 いやぁ、道の駅なんかで、地元ヒーローグッズが普通に売られているそうですよ隣県。
 我らがシェブロン県にもなにやらいるようではあるが、そこまで活発な動きは聞いた事が無い。
 ぜひに、隣県に負けないようにがむばって欲しい。うむ。

 問題の、グッズがイオンや道の駅でご当地キティと並んで置かれているほどのフィーバーっぷりを見せているのが…
 隣県の、
 超神ネイガーさん。

 にかほ市のご当地ヒーローらしい。うわ、超近所。

 テーマ曲を水木一郎兄貴が歌うなど、かなりのツボを抑えている。
 やるな、にかほ市!

「去り際の捨てゼリフが ” へばの ”なんスよ!」
「わははははは!」
(隣県近辺の、「じゃぁな」に価する言葉である)

 明日、じっくり堪能させてもらおう。(ヒマだし)
 さり気無くみうらじゅん氏が絡んでますね?素敵だ。

 北は北海道から南は沖縄まで、数多くのご当地ヒーローを網羅し、さらに徹底的な分析もかましてある。
 個人的に、ニシバルカンの衣装が限りなくサンバルカンであるのが気になって気になって仕方が無い!(笑)
 そこを凝視したいのだが、隣のページがアレなだけに、集中できん!

 ホワイトストーンズもご当地ヒーローに入るのか。
 まぁなぁ、白石区しか守らないからなぁ。


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夢と現実と仮想の感想文。 [最近読んだ本]

というわけで、
筒井先生の『パプリカ』と、
先生二人の『クラインの壷』について、の感想文。
ついでに、現在展開しております、同じく夢と現実と仮想についてやってますSF&FT小説についても絡めまして。

 自分が、そういう文章を書こうとおもうのだから、当然と似たような作風のものが、どんな理屈でやっているかは気に成る所。
 しかし、実はパプリカは昔読んだし、クラインの壷もNHK教育のドラマ版で全部見たので理屈はすでに知っている。ただ、パプリカはまだSFに弱かった頃に読んだので、ちゃんと理解してなかった所があり、中一部良く覚えていないところがあったので今回もう一度読み直しました。
 そして、クラインの壷は原作を読んだのは今回が初。

 さて、勘違いなされると悪いので真っ先に書きますが、この二つの作品は、現実と仮想をないまぜにしたSF風な作品だという事では一致しますが、だからといって仕組みが同じだというわけではありません。

 パプリカは、筒井先生の作品にしては ものすごく 分りやすいキャラクターと分りやすい筋立てで、分りやすい展開を、
 恐ろしく難解な理屈と、恐ろしく軽快な思考で組み立てられた作品ではなかろうかというのが私の感想です。
  美形と、不細工という極端な形容がいとも容易に現れ、その両極端が際立たされ、そしてその二つが出会ったときにどういう事が起こるのかという事が、その出会いが『不自然』であるにもかかわらずあまりにも『自然』に読めてしまう。
 夢と、現実の境界が曖昧になるというパニック風の物語ですが、同時にこれは深すぎて危険なくらいの深度で交わされる情愛の物語、にも思う。
 とにかく、パニックになるのが小説のスジには思えない。
 夢で奔放に愛し合う、一人の仮想女性とソレを取り巻く男性達の物語でもあったりするわけです。

 クラインの壷、は作家の分類としてはミステリーらしいのですが、私には完全にSF小説に思えますね。大体、ドラマを見ていてミステリーには思えませんでしたし。
 こちらは、クラインの壷とやらの理屈が分っていれば、大抵何を展開するのかは 想像に難しくは無い とも思います。
 正直、私はこのドラマを中学生頃に見ましたが、展開途中でオチが読めてしまったりした。その時丁度、今公開している『異世界創造NOSYUYOトビラ』の原本にあたるものを、大学ノートにせっせと書いていた時だったんですね。で、ドラマを見て、何となく第一話の展開の状況で、この話の筋書きはもしかすると、今自分が書こうとしているものと同じじゃぁなかろうかと、焦ったんです。それで、必死になってドラマを見たら案の定だったという具合でした…。
 こちら、ゲーム原作者が、ゲームの歴史をひっくり返すような次世代のゲームのテストプレイヤーになる。
 という話です。ええ、この段階である程度同じであるわけですから 笑。
 しかも、その後『中』なのか『外』なのか分らなくなる、『騙される』という所まで同じなのです。
 そこで、現在やっている『トビラ』では、中と外は完全に別、という厳しい制約を置き、そこを突破するために科学で人を騙すSFを敷き、かつジャンルの重みはファンタジーに置くという展開をしています。
 クラインの壷は、『トビラ』をやる上では、ちゃんとドラマの原作がどういう仕掛けになっていたのかまで是非知りたいと昔から思っていた所だったのです。というわけで、ちゃんと別である事意識して、展開しています。

 実際、クラインの壷を読んでみて、ドラマの展開と全く同じだったのには、当時のNHKドラマに脱帽します。ものの見事に、この小説を完全ドラマ化している。普通、ある程度の展開は端折るものだと思っていたのに、見事に全て原作どおりでした。
 おかげで、小説を読んでいる間、ドラマの場面各所が思い出されて勝手に脳内で映像化していたりするくらいです。
 ただ、確か私はドラマの最終回だけを見逃した様な覚えがありまして。
 若干ネタバレではありますが、『壷』の外に出たと『思った』という主人公の喪失感漂う所で、記憶が切れているんです。
 何かしっくり来ない。多分、最終話だけ見逃している気がすると、思っていましたが、やっぱり見逃している気がする。
 ただ、最後に主人公が取った行動を、あの時間帯(6時前後?)の青少年向けドラマで表現できたかどうか微妙だったりしまして…。
 うーむ、NHK教育ドラマって、VTRとかになってるもんなのかな?

 パプリカとクラインの壷は、よってゲームのような現実と、仮想を行き来する、夢がどこからでどこまでか?的な思想をするという点では同じなのですが、重きを置いている場所は相当に違います。
 濃厚作品から、一つに留まらないドラマを独自に読み解くならばパプリカ。
 駆け抜ける風のように、もし、あまりに『リアル』なゲームが出来たら実際にはどういう状況に陥るか?という事を体験したいならクラインの壷をお勧めします。

 クラインの壷が小説として世に出たのは、コンシューマーRPGだと『ドラクエⅢ』になるようですね。
 あのドット絵の時代に、すでにバーチャルリアリティの世界を意識したというのだから、確かに先進的です。
 今は科学にともない、技術力が向上して…ゲームの中の世界は、より現実的に迫ってきている。

 だけど、それがいずれ現実になったとき、どうなるのか。

 クラインの壷がもたらす結果は、中学生時代の私にも、容易に想像できてしまう結果を裏付ける様な結末が待っていて、そしてその終わり方にいつしか、引き込まれて、その通りだと共感していると思う。 
 ゲームの中に、ダイブするというのは…危険であってしかるべきなのであすよ。障害が出て当たり前だとまで、私は思っていますね。

 ゲームの中に実際はいらなくったって、モニターの前ですでに、現実と仮想の区別が付かない人間が出てくる状況だってのに、中にはいったらどうなるかなんて、推し量ってしかるべき、です。
 むしろ、その当たり前に起こるだろう現象を、どのように起きないように小細工しなければならないか、というのを…『トビラ』をやるにあたり、考えていました。
 元々はファンタジーなんだから、何も小難しく考える必要なんか無いのに。やっぱり、どこかSFに物語を固めようとしてしまうみたいです、私。

 ドットハックシリーズが現れたときに、私が思った事は正直、以下の通り。

 当たり前な事を当たり前に展開されても、はっきり言って面白くは無い。

 ゲームとして異世界に行くのはよくある話で、それは大抵ファンタジー。
 現実に持ち帰って来てしまった『空想』は、どうすればいいのかというのは、今はやや、ありきたりな感じもあるわけです。

 じゃぁ、持ち帰らなきゃいいじゃないか。

 では、どうやって、異世界に行ったという『空想』を、現実に持ち込まないようにすればいいだろう。いかようにして、それを、騙す?

 …というのを、『トビラ』でやるつもりでいます。
 いやぁ、ちゃんと騙せるかどうかは今後に掛かっているわけですが、どうでしょうねぇ。まだなんとも言えない…。

 などと、こんな事を考える時点でもしやジャンルはSFなのかなぁなどと、思ったりもするのですが…。
 それを、あえてファンタジーを中心に置くべしというのも、今回自らにかせている重荷。
 最後に創作についてチラリと思った事で締めさせていただきますが…。

 自由に書く事より、沢山の制限があった方が割合、話ってまとまるものじゃぁないのかな…?
 などと、思ったりもするのですが、私だけでしょうかねぇ、それって。

 何はともあれ、パプリカは映像化しましたし、再び、夢と仮想と現実の物語はいかが?と、二つの『境』を巡る小説、お勧め致します。


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