SSブログ

フォッサマグナへ行ってみよう [旅の話]

今回は、長いですぞ。お車の燃費の話とか、道中についてとか、全部やりますので


*** *** ***


崖の下海岸.jpgフォッサマグナ、すなわちラテン語で深い溝。ナウマン博士が見つけ、名付けたこの『地形』とは、すなわち新潟の新発田から海岸線を富山県境まで、東京を含む、富士山も含む、関東一帯がフォッサマグナの上にある。……よしよし、良く学んできているぞ私。
元々東京の国立科学博物館とか大好きな私は、鉱物&地理学的な博物館は大好物。舐めるように見てきましたぞフォッサマグナミュージアム。
この度は新型某過で人が少ないうちに『偵察』がてら、行ってきた感じです。連休中なんて、本来もっと人がいてゴミゴミしている所のはずです。観光地とはそういうもの。
 人が全くいない、というわけではないけど比較的平和な人出だったと思います。ソーシャルディスタンス保てる感じです。
 糸魚川には、一度『宝石の国』(原作漫画、アニメ化もしました)が盛り上がったころに行こう!という機運が高まったものの、そこに至るまでの距離(新潟縦断)に規格倒れした感じです。
 実際に調べてみた所、下道だけでいくと7時間弱掛かるとされ、高速道路を目いっぱい使うと4時間弱に短縮出来る……と、出てくる。
 ちなみに、出発地はシェブロン県は酒田市、山形県は山形県でも海側で、明治維新後の如何によっては新発田辺りまで巻き込んで『荘内県』(大泉県かもしれない)が発足していてもおかしくは無い感じの、新潟ディスなんとか企画においてはシレっと『新潟が……なんかいつもより北に長い!?』って感じに合体している庄内地方です。
 宮城県に行くよりも新潟市内に行く方が早いのは、月山を越えたり、迂回したりしなくてよいからですw
 仙台・新潟なんてもう行き慣れてしまった所で、特に新潟なんて新潟民より道が分かってる所があるのではないかと思うくらいだし、ヘタすると新潟民だと勘違いされることもままあるくらい新潟大好きッ子ですが、ベストでマストは住んでる酒田シティなのでそこはよろしくお願いします。
 さて、糸魚川にたどり着くためには実際どれくらいの時間と労力を必要とするのか、解説から参りましょう。
 *** *** ***
新潟地図.png
地図で見るとこんな感じにはるか向こう側ですねぇ糸魚川……。で、案外私は長岡の新潟県の中における位置がよくわかってなかったのが今回の旅でよくわかりました。
 まず、庄内から新潟市内(新潟駅、あるいは紫竹山インター)までどれくらいかかるかというと、大体2時間30分です。車通りや、ルートによって変動しますが、まず国道7号線をまっすぐ来るルートだとプラス30分から1時間かかるので、慣れてる人は国道7号線まっすぐコースは絶対に通りません。私も最初に新潟に行った時以来ネタでなければ通る事はありません。
 今高速道路(無料区間含む)がだいぶ双方伸びているので(繋がってはいない)これに乗れば、運が良ければ2時間くらいで行ける事もあります。ところが新潟朝日インターから無料区間、あるいは新発田インターまで、追い越し車線がところどころ用意されているけれど基本対面通行であり、農道か何かと勘違いしている地元民が普段使いをするので制限速度で走れていればまだ良い方、という高速道路ですw
 よって、時間帯によっては下道を通ってもさほど変わらん、という事もあったりします。
 鶴岡から新潟市内まで、国道7号を通らないならドコを通るのかというと、海側の345号線からの国道113号線を使います。ちなみに鶴岡北インターから温海まで、無料高速道路は使いましょう。ここのルートは20分以上は稼げます。
 通称笹川流れ道路、だるまやうぃりー事件があった道路、と言えば分かる人に分かるかもしれませんが、山道(峠)は一か所だけなのでカーブは多いものの景観も良く、難所だった勝木もキレイに広く整備されたのでおススメです。どっちが早いか、というのはどっこいどっこいなので完全にお好みでよいかと思います。(通行量的には圧倒的に笹川流れの方が少ないので車の後を走りたくない、遅い車追い越したい人は笹川流れの方がいいかもしれない)
 朝日インターから無料高速に乗るために勝木から笹川流れに出ず国道七号線を進んでも良いのですが、この場合山登りになるので燃費が気になる人は笹川流れを進みましょう。私は天候によって変えます(雨が左程ではなく風が強いと塩で窓が真っ白くなるからそーいうとき山道を通る)
村上市内を超えるまで、慣れるまでちょっとアレかもしれませんが市内を何度か曲がらなければいけないルートが分からない場合は真っすぐ進んで瀬波温泉を通り岩船漁港に向かう日本海パークラインに折れてまっすぐ走れば国道113号線であり、次の信号機曲がれは神林岩船港インターだぞ。
 さて、村上市内を越えたら無料インター出入口神林岩船港が現れますが、ここから乗っても乗り続けても良いのですが私は、乗ってきたらここで降ります。
 無料区間だけで降りる場合、荒川胎内から113号線に戻るまでが微妙に距離がある上に信号機が非常にタルい配分で必ず赤で2回以上引っかかるように速度制限されるのでイラつくからですw
 一度、そこから県道で市内向かったことがあるんですが、やはり旧道で民家の隣を通る道路なので怖くてスピード出せないからそれなら岩船で降りて国道113号線に乗り換えた方が楽だと思います。
 ここで間違っても国道7号線に向かうんじゃないぞ……町の中をぶったぎるルートだから通行量は多いし信号機多いし、長距離運転するには疲れるだけだぞ。
 700円くらいの高速料金が惜しくない場合、とりあえず新発田まで高速道路を乗っちゃう手もあります。
 *** *** ***
 さてこの度は、250円くらいの庄内空港から有料区間ありのあつみ温泉まで高速道路。その後笹川流れ経由神林岩船港インターから新発田まで高速道路。
 そして国道7号線ルートを取りました。
 予定では9:30出発、現地宿16:30着、休憩含んで8時間下道コースです。
 下道っていっても、以上のような細かい高速道路は使っちゃいましたけども、そこは普段使いしているルートなので。
 実際には9時に出発出来て、11時に岩船漁港でワンコインでおつりがくる寿司買えて食べてますね……。20分弱の昼休憩をここでしまして、予定通りに新潟市内を通過。
 黒崎インターから、初めての、国道116号線を進みます。
 ……長岡行の国道8号線まっすぐはよく使う。去年、海側の402号線も通ったことはあるんだけどこの度は、海側に出ないで116号でしばらくすすみ、その後再び長岡市内を経由している国道8号線に合流する感じです。
 やはり、市内をぶったぎる国道、というのは新潟市内の国道7号線みたいに独立してない限り通過に時間がかかります。
 結果から言うと、国道116号線はちょっと失敗でした。ルート検索でもそこが一番早いって出るんだけど、そりゃ国道8号通るよりかは早いでしょうよ……という感じです。結局どっちも町の中を縫うように走っているので、市内に入ってしまうと信号機にひっかかる。
 もしかすると大学に差し掛かる前に海側の402号線の方が実は早かったのかもしれない。今問題の原子力発電所あたりから国道116に戻って、柏崎から上越までを一気に高速道路で抜いた方が良いかもしれんな……。
 国道8号線だとちょっと遠くてあまり見てていない、弥彦山がなんだか新鮮。燕三条には縁あってよく行くけど、燕市は別にあるとは知っていたけど、なるほど位置的にはここになるのか……。
 なんか川を渡って(大河津の分水路でした。確かに分水路的な標識とか店がたくさんあったな)(信濃川を分水したヤツですね)……長岡市に入った。
 ながおかし??長岡、広いな……(地理間がグダグダ)
 その後なんかいい感じの道の駅があったのでトイレ休憩。
ガンジー牛乳.jpg ここはどこ?というツイッター投稿をしたわけだが、大体13時ですね。柏崎の少し手前くらいの所ですが、全体的に見ればすでに半分以上は進んでいる形です。というか、新潟市内から糸魚川まで大体庄内地方くらいまでの距離(より少し遠いくらい)です。ここであとどれくらいかと検索すると、2時間以内と出てくる。……本当か?(高速道路は除外してある)
 それを信じて、道の駅良寛の里わじま、でガンジー牛ソフトクリームとか食べる。牛乳も買ってしまった。ダイジョウブ、保冷材がっつりつけたクーラーボックス積んできたから!
 牛乳も帰宅してさっそく飲みましたが本当に濃厚なのにさっぱり!結構レアアイテムらしいですね、ここではモツ煮が名物なのかな?イートインもあるし持ち帰りもあるよ、と言った感じです。
ここでしばしまったりしてから、再び走る。柏崎までは平和な道です。市街地もさほどなく、田んぼやちょっとした山が広がっている感じです。
 無事柏崎市内を抜け、一気に峠を登って山の上へ。
 ここで、私糸魚川についてフォッサマグナミュージアムで若干混乱していた事があるんですが、今地図を見て納得しました。
 新潟、青海川が2つあるんですね………おいこら。
 さすが海に面している距離が長い!!とか言ってる場合じゃないわい!
 柏崎越えた所にも青海川があるじゃないですか、んで、青海川からもヒスイが取れるよ!って解説されて頭の中の地形で青海川が上越より北側にあったためにちょっと混乱してました……違った、姫川の南側の川も青海川だったのか。
*** *** ***
 その後上越到着。というか、この国道8号線は通ったことあるので、うん、見たことがある風景だぞ~という感じです。
 上越の林泉寺あたりまでは前にきました。ここから南は未知ゾーンだ!おら、わくわくすっぞ!!
 市内を越えたらトンネルにイン!越えれば海です!
 あとはこの海際の国道8号線を進むだけで糸魚川に到着します。なんかなじみのある海際路なんだけど、海は地平線があるばかりで島が見えないので『ああ、ここ庄内じゃない』としみじみと感じ入ります……。
 道の駅がいくつかありましたが今回、行きではスルー。しかし時間はおおむね予定通りの3:30なので、寄っても問題は無さそうでしたが今回は一応、用心をしました。
 糸魚川到着。グーグルマップでにらめっこした図形は、なるほど実際自分出来てみるとこんな感じかと思いながら海岸線(ヒスイ海岸)を走ります。
 金曜日だったのであまり人は見かけません。
 姫川を越えて、問題の青海川も越えて……さて山道へと差し掛かってまいりましたぞ。今回宿は糸魚川を越えた山の中、親不知です。
 ここは『天下の険』として、古くから難所であると……なるほど。
 高速道路の高架下を走る道路ですが、その高架下に道の駅親不知ピアパークがあります。16時には営業終了で、到達したのが16:10頃だったのでお店は全部閉店。奥に何か施設がある様でしたがここもこの時間には終了。今回はトイレを借りるだけになってしまいました。
 次の日、朝通ったら結構繁盛していました。飲食店やお土産店が高速道路の高架下に広がっており、隣は漁港で目の前に海水浴場があります。高速道路の降り口からすぐなので、夏は大繁盛なのでしょうなぁ。ここの浜も丸い石がゴロゴロしている所なのでヒスイ拾いが可能だと思います。海水浴客用に足洗場もあるので、アクセスしやすい所でしょう。
 そこからスノーシェットごしにぐんぐん山を登っていきます。左手は海と崖の道路を超えるとトンネルが現れるんですがその一瞬の切れ目にあるのがこの度お世話になりましたお宿、親不知観光ホテルです。一応駐車場と簡易トイレがあります。
 ツイッターランドからつぶやいた情報からかんがみるに、こんな所はここしかありませんからねw
*** *** ***
親不知山道.jpg
 で、そこからこうやって降りていける場所があるんですが……果たして本当に降りて行けるのか?
 冬季閉鎖中という事になっていて一応入らないで的なテープは張られてるんですが明らかに人の足が入ってる雰囲気なので勇気を出して行ってみました。
 かなりの高さを登ってきましたからねいままで……海の下まで結構距離があるはずなんですが、折り返し折り返し、一応降りていく事が可能です。しかし道中今年の大雪で見事に根元から崩れた巨木があったりと(通行には問題は無い)これからメンテをする必要がある様で邪魔な幹を切って処理中、的な所を通ります。
親不知新道.jpg
 雪解け水が流れて海に注いでいる、小さな浜です。道中、このようにトンネルが突如現れます。見えますでしょうか、はるか遠くに外界の光がありますね、3月いっぱいは冬季閉鎖中という事ですが、すでに雪は無いので通れなくはないようです。懐中電灯などおいてありました。ユネスコの日本ジオパーク指定されている中に含まれている親不知レンガトンネル。昔の路線跡です。ススで汚れる可能性あり、コウモリ住んでます、水滴が落ちてくる可能性ありです、という感じの散歩コースになっております。
 真上にある観光ホテルから海側をずっと歩く参道もありまして、そこに接続して帰りはトンネル通らずに帰ってくる事も可能です。この度は朝寝坊したのと、一応冬季閉鎖って事で挑戦できませんでしたが、往復1時間半くらいのコースとのこと。
 あとちょっと、一人ではさすがに勇気がないかな……。
 さらにそこから急な階段を下りていきますと……
崖の下海岸.jpg かつては松尾芭蕉も通った!という、親不知海岸になります。
 ようするに江戸時代は海のがけ下を通ったって事だよなぁ……うへぇ。
 その後トンネルを通したりしてこの難所を開拓した偉人の碑などが、真上の海側散歩道にありました。
 ホテルは海が見える部屋を取ったのですが(値段的にも良い部屋っぽいです、安く泊まるなら山側になり海は展望風呂からしか見えません)
 見る限り、手前が常に濁ってるくらい、さすが日本海あらぶってるぜ……。
 スノーシェッドのクネクネした道路も見えます。能登半島も見えますね、地図で見る限り確かに近い。
 佐渡も見えるらしいけれど、天気が良くて気温が上がった都合か見えませんでした。
 朝ならば?と思ったけど朝も見えませんでした。
 目の前の海で漁してるなーという感じの網張ってるのが見えます。
糸魚川の石.jpgここは土曜日の朝に降りてみたのですが、完全防備のプロいヒスイハンターが一人波打ち際まで果敢に攻めておりました。
 プロい人はそんくらいやるらしいですね……。
 私それほど詳しい方ではないが、ド素人というわけでもない。それなりに石関係の博物館とか好き好んで攻める方なので、なるほど糸魚川周辺の石の多種多様さにはなんとも驚かざるを得ない。
 フォッサマグナミュージアムに行く前なのでこのあたりの地形の妙についてはざっくりとしかわからないとはいえ、
 しろーと目に見てこんだけいろいろな鉱物が雑多に転がってるのが異様。
 白、青、緑、赤、黒、なんて混沌としているんだ……。しかも本当に丸まった石が荒波に揉まれている。装備的に波かぶれないから取ってこれなかったけど、まん丸に洗われたバレーボール大の石がマジで波で転がってるんだよ。
 で、問題のヒスイというのは比重が大変に重いらしい。そんな重いものが岸に上がるのも、この荒波のおかげって訳だなぁ。
 どれもこれも怪しく感じるけど(小さい石でよければこれは明らかにヒスイっぽいなってのもあった)適当にちょっと掘ってみるだけで今回は諦めて……あの降りてきた崖を登ります……ぶっちゃけ、これがすごい大変でした……。
 親不知海岸は穴場なんですが、あの崖登りがな……階段あるとはいえ、結構辛かったですw今足が筋肉痛なのはきっとその所為
 *** *** ***
 さて、道中トイレ休憩(本当にトイレしか使ってない休憩)をいくつかと、昼ごはん食べた20分、ソフトクリーム食べてまったりしていた1時間弱などふくめて、結局掛かった時間は6時間半くらい。道路によっては、下道をメインにしてももう少し縮められるかも。部分的に高速道路を使えばもっと早いでしょうね。
 というか、高速道路フルで乗ると4時間ちょっとっていうのも分かる気がする。
 帰りは街中を通らない、という意味で名取谷浜インターから(かなりガケの上まで車で登りましたwあるいは上越インターからでもよかったかもしれない)新潟中央まで高速道路を使いました。
 17時に乗って、18時には長岡を通過、18:50には新潟中央インターに着いてる。早い早いwとはいえ……燃費を表すグラフ表示がヤクロス(ヤリスクロスが長いのでそう呼ぶことにした)君には搭載されており、ついそれとにらめっこしながら走ってたんですが、95キロとか出すと燃費グラフが下がっていくんですよね。95キロで走っててもみんなグングン追い越していくんですよ、高速道路酷いなぁw
 実際には110キロとか出してもエンジンは全然うるさくないので、さすがは値段に見合うお車であります。優秀です。でも燃費良く走って見たかったので、実は75~85キロできわめて安全運転をしました。85キロが想定上限で、75キロくらいで走ると燃費は抑えられる感じがします。
 自動運転モードがあるのですが、それをすると回転数を一定に保つわけではなくあくまで設定された速度に合わせるので燃費が悪い気がしますね、燃費を気にするなら自分で運転した方が良い様でした。……楽だから自動運転で走ってたけども。
 この度、平均リッター25キロで走りました。
 片道、343キロの道中ですが、40超リッター入る車で補給無し、メモリにして二つ、つまり……10リッター残して往復した形になります!
 おうおう!これなら燃費は全然悪くない!前のシエンタ君なら、長岡市内から往復したくらいでこんな感じになるので、ずいぶん伸ばして来たなと体感できます。
 いいですねぇ、悪くないです。高速道路そんな飛ばさないで走って来たのが良かったのでしょう。飛ばして走るもんじゃねぇさぁw
 あと、フルコース乗ってないので高速道路も行きは1000円くらい、帰りは2500円です。
 あ、帰りの時間は……大体15時に糸魚川駅近辺を出発(ひすい館の駐車場を出たのがその時間)
 道中二か所の道の駅をプラプラしつつ、うみてらす名取を出てすぐの高速道路インターに乗ったのがほぼ17時。18:50分新潟市内着。19:40分頃にラーメンをキメて帰路につく。その後高速道路は無料区間だけで帰宅したのが22時過ぎくらいだったかな……
 道の駅とか夕飯時間を抜くと、おおよそ帰りは5時間くらいって所か。
 海が見たかったのと、道の駅偵察をしたかったのでかなり寄り道しましたが、そのあたりすっとばして高速道路に金を払えば1時間短縮は可能っぽいな。……というかもう少し速度を周りの車に合わせれば短縮余裕だろうな……(今回どんだけ安全運転だったのか)
*** *** ***
 長いですね、最後にお世話になったお宿の事を書きますよ。
 その、親不知難所の手前にあるホテルはその名も『親不知観光ホテル』。この場所にはこの一軒しかありません。手前の親不知漁港には民宿などもあるかもしれんです。知らんけど。もうちょっと走っていくと富山県に突入出来ますw。
 ふふ、ここまで来てしまえばもう富山石川、能登半島観光も王手みたいなもんですよ……長い休みが取れたら次は能登半島攻めもしたいですねぇ ふふふ……
親不知観光ホテル夜.jpg
 鶴岡でお世話になっている鰻屋さん、うなぎの若林さん(うなぎももちろんあるけど地元の魚をメインとした郷土料理が四季折々で出てくるお店です。天重もおススメ)がぶっちゃけ、そちらの方面の方だとは聞いていたわけですが、
 ……ここで出てきたメニューが見事にうな若形式で、これ、富山石川クオリティなんだな!って感動しながらガラ汁と釜ごはん以外を全部やっつけました。ちなみに日本酒も5杯(杯にすれすれいっぱい入ってた)(一応2合分らしいが、明らかに多い)も飲んでますw
 ちょっとお高いコースですが、おつくりにガラ汁、焼き魚、煮魚、揚げ魚が出てくるんでしょ……これそれにさらに鍋ついてるキャパシティオーバーなコースです……後悔はしていないw
 全部魚介で、そうですよ、それでいいんですよ正解ですよと心の中で頷いてました。地元の旅館だと肉料理も必ず添えられてくるからなー。地元の魚料理をそろえられない都合とかもあるのかもだけど、そうです全部魚でよいんです、海の宿取ってるんだから!
 ああ、あの鍋の汁にご飯インして食べたかった……(腹いっぱいなのにそんなことを考えていた)
 ガラ汁も大好きなのに……いっそ手を付けない方向になってしまった、残念だ……。(酒を呑んでなければ多分余裕で入ってたとは思う)
 焼き物はおそらくカサゴで(帰りに帰って来て今日アクアパッツァにして食べた魚と構造が同じだったもの)煮魚はヒラメ。とろっとろでした。きれいに食いましたとも……。揚げ物はてんぷらで、山菜と白身の、アンコウでした。鍋もあんこうでしたが骨も食べれるの知ってるんだけどちょっと硬すぎたので断念し、身は余すことなくしゃぶりつくしました。
 素泊まりコースもあるので、安く収めるのならば道中の道の駅で刺身やすしパックを買って行くと良いと思います。ゴミは持ち帰るんだぞ!
 私の部屋にはトイレとバスがついてましたが、他の部屋は確か和室で自分で布団を敷くタイプだったかと思います。それこそ、今案内したプランでも考えたんですがちょっとオカネ落として良いもん食っちまうか……という事で今回はちょっと良いコースで泊まりました。
 トイレと洗面所も共有で部屋の外だと思います。三階建てですが階段しかないです。ツイッターランドにもつぶやいた通りですが、季節によってはフィンフィンいます(かめむし)
 実際、居ましたw 多分スリッパで踏んづけてたんだと思われる。
 展望風呂は開放時間の指定があり、朝は6時からしか入れません(どんだけ朝早く起きるつもりだったんだ)(普段だと5時前に起きてるんだよ今の生活だと……)ごはんは一階にある食堂で食べます。一階ながら、すでに海っきわの高い所に立っている宿なので眺めが良いです。
 この宿から例の海を眺めながらの散歩コースと、すぐ下に降りて行った所に例のトンネルがありまして、さらに下りれば浜です。
親不知観光ホテル朝.jpg
こちら、朝ご飯。お魚は……のちに道の駅をはしごして理解しましたが、このあたりの名物であるらしい『沖ギス』の一夜干しでしょう。火であぶって食べるんですが思っていたよりしょっぱくて、ご飯と相性抜群でした……。ごはんはお櫃で、お味噌汁も付きます。ジュース、牛乳、コーヒーお茶などセルフ。
 浅く盛っても4杯は食べた気がする……そのいっぱい食べた状態であの崖をおりて戻ってくるのは無謀にも程がありましたw
 いや、良い運動ではあったのですが……。ちょっとね、食べすぎですってば……。
 ちなみに例の『青海川』をフォッサマグナミュージアムや長者ヶ原遺跡のあるちょっとした高台側に進んでいくと日帰り温泉がありました。ちょっとここも狙っていたんですが、夕飯あまりに食べすぎてちょっと居眠りし、11時に目を覚ましてそこから1時前くらいまで夜更かししてしまった関係で朝何時もの時間に起きれず6時過ぎくらい(それでも昔の生活に言わせれば十分に早い起床ではありますね)起きてしまったので諦めました。
 予定では朝一でがけ下に降りてみるつもりだったんですよ。ついでに周りの散歩も。
 その他にも温泉地があるんですが、そういうところの宿は軒並みお高いのですよね……素泊まり上等、車中泊も辞さないタイプだと観光には金落とすけど宿はケチる傾向に……あ、私だけか?
 ヒスイ渓谷(ジオパーク指定)も3月いっぱいは冬季閉鎖中だったんですよね、こちらにも行ってみたい。
 しかし、そこはまずは新型某が収まらないことにはなんともならん。
 今シェブロン県の内陸部でまた大爆発してるんですよ、やはりもう一年は様子見かなぁ。
 フォッサマグナについては別で改めましょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。