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大内宿に行った話 [旅の話]

 去年の8月の話になります。
 お車は水没前のシエンタ君、骨折しておりギプスは外れてるけどがっちりサポーターつけてお薬処方されている最中であり、新型某は少し小康状態で全体的に緩んでいた頃ですね。
 それでも、お盆の帰省ラッシュは無いに等しく、人の移動は少なかった。


 っていうかそれを見越して、委託オンリーのみちのくコミティアにお買い物に行くべく参加を目指し……ソーシャルディスタンスを徹底して旅行することにしたのでありました。


 一人旅は気楽でよいものです。あと、見るところが趣味(レキシ)寄りであると同行者はいない方がぶっちゃけてフットワーク軽くできて楽だったりします。
 江戸時代の地方文化に興味がある私は……と、書きましたが正直に言えば飯坂温泉に行ってみたかったというのが正直なところです。で、レキシ趣味な何か興味が引かれるものはあるかなと観光資料を見た所、豪商がいるねぇうんうん、地方の私が推してる以外の豪商とやらがどんなものかは比較として見ておかないといけませんねぇと、

 骨折中?ダイジョウブ痛くないから歩ける歩けるw
 という具合に飯坂温泉郷をあっちからこっちまで、ここ登ったらどこいくんだろう?みたいに歩き回ったのでした。お菓子とか温泉卵とかめちゃくちゃ買った。


 宿もゴーツーのアレで数ランク上のお宿にいつもの値段でお泊りできる。
 一人ご飯だって、私は酒さえあれば全然楽しめるんだなぁこれがw
 ご飯おひつで持ってこられて、お酒も飲むんだけどごはんが美味すぎると、お残しせずに全部頂きました。


 と、福島市の少し北に位置する飯坂温泉に宿を取ったのに!


 昔から気になっていた観光地を攻めよう(あとドラクエ歩きの土産をコンプしに行こう←)という事で!


 会津若松のさらに南、山の中にある大内宿に行ったのでした!


*** *** ***


 その前に朝ラーを再び喜多方で食べたくて(一度はやった)
 8時前には喜多方に着くべく朝いちばんに自宅を出発。それはもう慣れてるので多分朝の五時前には家を出たと思う。いつもだと夜中に出てある程度進んでから車中で仮眠、とかもよくやるんですが、ちょっとこのときはどうしたかを覚えていない。一応米沢あたりの朝から入れる温泉とかも抑えていたけれど、多分この日は3時間くらいで喜多方近辺までたどり着けるルートで行ったっぽい。


 1時間近く並んで念願の老舗喜多方ラーメンをキメました。すごいな喜多方の朝ラーイベント……新型某関係ねぇ感じがすげぇ(とはいえ、かなり互いの距離を取るように席などは工夫されておりました)


 その後喜多方をちょっとフラフラしてから、いざ大内宿へ!!


 具体的な写真の資料などは見ずに、なんとなくテーマパークみたいな車中泊も出来るスポット、くらいのイメージでおりましたが……ちゃんと調べた方が良かったですね。いや、今回は問題なかったけれど普段だったら絶対調べなかったら後悔していたと思います。


 山越えの途中にある、江戸時代に栄えた宿場町で昔ながらの茅葺屋根を残した街並みを今も残す、それが大内宿でした。


 思っていたよりも山を登っていく(ちなみに国道じゃなくて県道から行きました。帰りに国道を通るつもりでいた)

 国道121号線からではなく、県道131号線を登っていくんだけど結構な山道。……いやそれは地図見てればそうだと気付くんだけども……
 それよりビビったのは、その道中いたるところに『大内宿あと〇〇キロ』っていう看板がいたるところに立っているところです。
 あまりにもその看板が多すぎる。一本道なのになぜこんな看板があるのか?
 私はその意図が容易に理解できた。


 ……これ、大内宿を目指す観光客が渋滞している山道で慰みに見る奴だ……


 うわぁ……ここ、安易に観光目当てで近づいちゃいけない道だ……

 お盆の時期ならば、普段もっとたくさんの車で山道なのに渋滞を起こしていたのだろう……ほどなくしてダムに到達、大内宿に至る駐車場が表れ始めるがなんでこんなところに?まだ先なのに。
 つまり、加茂水族館の第三駐車場みたいな感じだなこれ……
 すでにそこに駐車場整備担当者が立っていて、車の選別やこの先の駐車場は満車だとか、諸々のアナウンスをしているのが見える。
 うへぇ、どうしようか……とりあえず私はその駐車場をスルーしてずんずんと進んでみる。

 景色が開け、大内宿手前の駐車場に到達。県道で登って来たが、実は国道でここを目指した場合は途中で合流ではなく、県道131号線を向こう側から登ってくる必要がある。つまり……。
 オーノゥ……向こう側から登って来た車が駐車場待ちの大渋滞になってる!
 良かった、県道を攻めてきて正解だった!


 ちょうど出ていく車があって、県道から直接登って来た車は渋滞していなかったのですんなり駐車場に案内してくれた!ラッキー!


木ノ内宿.jpg

 駐車場に車を泊めて、ちょっと歩いて大内宿を目指さなければいけない。

 いやぁ、新型某で人はこのくらいですが普段どんだけ人がいるんだろうなとがくがくブルブルしながら、一軒一軒、いろいろなお店になっている茅葺屋根の家を除いていく。

 そうか、ここが例の生のネギですくって食べるお蕎麦(高遠そば)の所か……と、遠い目をしながらこればっかりはスルー。私、生のネギは得意ではない。ネギはやはり熱を加えたのじゃないと……ラーメンもそばも、真っ先にスープやつゆの底に沈めます。

 朝ご飯を喜多方ラーメンでキメた後、お昼は食べていなかったものの、高遠そばだけは興味あるけど食べたいとは思わないという正直な感情を優先し敬遠、そのほかのお菓子とかいろいろ買い食いしつつ、お酒とかも売ってたのでお土産に買う。


 何しろシエンタ君には氷を積んだクーラーボックスを入れてきましたからね!!!真夏だけど、お野菜だって買って帰れるんだから!(だからその後の宿でお菓子とか、生酒とか、温泉卵も買って帰れた)


 しかしこんな所に宿場が残っているなんて、すごいもんです。
 帰りに帰った例の街道は数件茅葺屋根が残っている程度だっていうのに。
 大内宿は残っているけど、大内ダムもすぐそこにある。やはりこういう場所はダムに適している場所であるのか。


 ちょっと面白くて予定していたよりも長く滞在してしまい、予定していた白河経由を断念して、問題の国大121号から高速道路に接続して飯坂温泉に行くべく北上することにしました。
 目的地郡山なのにねwまあいいのよドライブ旅行なんだからさw

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