SSブログ

彼岸座礁 イイネを求めて運べサム! [ゲームの話]

「DEATH STRANDING」 PC デジタルダウンロード版

「DEATH STRANDING」 PC デジタルダウンロード版

  • 出版社/メーカー: 505 Games
  • 発売日: 2020/07/14
  • メディア: Video Game

ふつーのバージョンのパッケージリンクはねぇのかよ密林さんよぉ

一番シンプルなのを選んだら、よく見たらPC版だった。
今はいろんなプラットフォームでゲームが出来ますが、パッケージ版とダウンロード版、どっちの方がメーカーへの還元になるものなのか。
 個人的には……ダウンロード版の方が良いのかもしれないと思っている。
 メーカーへの還元率がゼロである、転売(中古転売)が発生しないからだ。
 ダウンロード版は買い切りであるという認識で、……間違いじゃないよね?


 そーいうのは目を離したすきに進化してる事がある世の中ですから……ちょっと調べてみよう……うん、できなくはないが基本的には通販界隈においては違法ね、うんうん。


 手に入らないという意味で中古屋さんに大変お世話になって育った者ですが、中古で手に入れた場合、作者や製作者には一銭も貢献していないという事を知ってから……中古販売店に行く足が遠のいてしまいましたね……。
 お金がない頃(学生時代)は正直めちゃくちゃ利用しましたが、お金を自分で稼げるようになってからは、廃盤したとかではない限り、なるべく新品あるいはダウンロード版を買う事にしております。
 でもマイナー好きなので、すでにメーカーや新品が買えない事態になってる作品が欲しくなる事はあるので、そういう時は……あいすまん、と。


 でもそうやって手に入らないから手を出さないでいたら、どんどん世の中が変化して古い作品をリメイク、あるいはそのままで別のゲーム機でダウンロード、古い漫画をダウンロードや読める権利を買って閲覧出来るようになった。
 ぶっちゃけ、モノが捨てられない人間なので……今はよっぽど好きでない限りダウンロード版でよいかな、と思っています。
 音楽も円盤で買わず欲しい楽曲を直接ダウンロード出来るようになったのは良い事です。というか、シショーがMP3配信を開始してからあれから一体何年たってようやくこんな世の中なんだ??という感じ。あのころからすでに円盤はデータに変えて聞いていた人間だからぶっちゃけその方がありがたい。
 最も、円盤で聞けばそれはそれでぶつ切りになって余計なノイズの消えたデータ音楽とは違った深みがあってよいものです。
 でも、そこまで細かい所まで聞いてない、インスタントに一度世の中が変わったのですよね。今ハイレゾとか古い方向にもっかい降り戻っているけど……ハイレゾで聞きたい人間はハイレゾに近い環境で再生できる方法に最初からこだわっているはずなので一般化する必要はあるのか?という思いもあったりします。


 話を元に戻して、デス ストランディングの話をしようぜw


 *** *** ***


 2019年11月のタイトルなのですでに2年経過しているわけですが、私はこれを2020年5月に開始しました。
 ちなみに昔の記事にもさんざ書いていますが、私は基本的に買ったゲームはやりつくす人間であり、まず最低でもクリアします。
 最もネットゲームのクリアが存在しないタイプのゲームもあるわけですが、アップデートで追加シナリオが増えていくとしても、シナリオ・エンドは存在する。
 このゲームはオンラインにつなぐことで、ほかのプレイヤーが辿った足跡をたどる事が出来るゲームですが、メインに用意されているシナリオには……直接的には関与しない。多分、エンディングはあるんじゃないかと思う。


 そう書いているわけだからまだクリアはしていないけど、最終シナリオ付近まで来たところで取り損ねたこまごまとした事を穴埋めし始めた所でこの記事を書いています。

 多分、この冬の間にクリアすると思います。


 長いので、デスストと略していきましょう。あるいはDS。

 あと、私コジマゲーム本格的に遊んでるのこれが初めてですw
 ちょっと触ったとか、友人家でやったとかぐらいにしか遊んでこなかったけど、ゲームオタクなのでコジマ=サンが今までどんなゲームを作ってきた方なのかはよく知っております。


*** *** ***


 クリアしてないので攻略情報にはまだ手を出してませんので、この度は……このゲームはどんなゲームなのかというのをざっくり書こうと思います。


 彼岸とは『あの世』の事で=デス
 座礁=ストランディング


 とはいえそれ以外にも意味が内包されていて、このゲームの主人公はサム・(ポーターズ)・ストランド。ストランドとは絆とかつなぐといか言う意味でもあり、絆を繋いでいくゲーム、でもある。
 いろいろな専門用語があるけれど、これもいろいろ面白い。説明できる限りざっくりと解説していきたい。


 まずザックリと、このゲームは何をするゲームかというと

『荷物を運ぶゲーム』

 であると言えます。2019、新型某が猛威を振るう直前に公開されたこのゲームが、まさか2020年を揶揄するかのような作品になるとは、だれも思わなかったでしょうねぇ。

 アメリカを東か西へ、絆を繋ぎ、通信を繋いでいくゲームであり、そのためにひたすら荷物を運ぶ、そういうゲームです。
 荷物を運ぶ手段は背負って歩く、が基本。
 物語が進んでいき、絆、ゲームの中の話で言えば『カイラル通信』という新しい大容量通信システムが繋がっていけば、新しく人が開発した技術が使えるようになり、バイク(トライク)やトラック、フローター、などなど、便利な移動手段が増えてくる。がしかし、一度文明が壊滅的なダメージを受けて繋がりが分断されてしまっている大陸であるために、道だって自分で作らないといけないし、横断するのが草原だけとはかぎらない。ゴツゴツの岩だらけの場所もあれば、山あり谷あり河川あり。
 車両は早く移動できる、大量に運べるなどの利点はあれど、振動でモノが壊れやすい、高低差のある場所は越えるのに工夫が必要。
 歩行の場合は最大重量が決まっている、空中に浮いて牽引できるフローターを繋げば大量に運べるけど、それをつなげてバイクは乗れないし梯子や縄での上り下りの高低差には耐えられない場合がある。


 何を、どこに、どんだけ持っていくか。どこに行くときついでにどこまで荷物を持っていけるか、道中便利な設備を作るための資材の重さ、便利装備の重さ、危険な敵がいる地域を超えるために必要な装備の重さ……


 そういうのをいろいろ考えて、ルートを自分で考えて手探りで進んでいくゲームです。


 オンラインゲームなので、オンラインする事で別の世界のサム(ほかのプレイヤー)が作った便利設備や、道案内の標識などを見ることもできる。ただし、これは例のカイラル通信を新しい拠点に繋いでいかないと『見えない』というのが面白い所で、新しい地区に足を踏み入れた最初の開拓は、必ず自分のサムでやっていかないといけないわけです。

 故に、命からがらたどり着いた拠点でカイラル通信が繋がったとたんに、帰り道の安全ルートが分かったり、帰るときに便利な設備や装備がもらえたり、そういう風にいろんなことがだんだんとできるようになるのも楽しい。


 山や谷を、強引に超えてもよい。

 かつての目的地から見えたあの遠い雪山を、まさかその後越える必要が出てくるとは全く思いもよりませんでしたが、その雪山を超える為に必要な装備を貰うためには大きく遠回りをしなくてはいけない。
 もちろん、序盤で踏破もできなくはない……しかしシナリオ、絆のつながり方には順番があって、これを守らないとたどり着いた拠点で何の援助ももらえない。つまり、何のうまみもない。先に難しい所に行けるけどそこで強い武器が手に入るわけではない、といった感じでしょうか。


 ぶっちゃけてジミなゲームです。ひたすら自分の足で目的地まで歩く。歩いて、いろんなものを拾ったりして『いいね』という評価を貰うゲームでもあるんですが、別段この評価が何、というわけではない。(正しくは、評価が高くなっていくと運び屋としてのレベルが上がって、サムの体力が増えて持てる荷物の量が増えたりはします)でも、やっぱりなんかイイネを貰うのが楽しくなってくるのは、ツイッターランドのハートを貰った、いくらもらった、的なものと同じかもしれない。
 あなたの作った施設を誰かが使ってくれてイイネしてくれました

 とかいうアナウンスが画面端でつねにピロピロなっているのを見ながら雨の中、雪の中、目的地めざして一人で自分を励ましながら歩くサムを見ているのは、なんともいえない感じです。


 道中、敵がいくつか存在するんですがその前に、この世界の大事な事を説明しなければいけないかもしれません。


 私も途中、すっかり忘れてて謎のゲームオーバーを迎えて はっ!? ってなったんですが……


 このゲームでは人の死=ゲームオーバーです。
 普通の話だって?いやいや、主人公サムの死も一種ゲームオーバーなんですが、それよりも致命的なのは『他人の死』です。

 他人も、誰であろうと、死ぬと、死なせてしまうと、ゲームオーバーです。


 デスストの世界とは、デス・ストランディングという怪現象が世界を覆ったものなのです。このDSが起きてからというもの、人が死ぬと2日後にネクローシス化し、BT(座礁体)というあの世(ビーチ)から出てくる存在を呼び寄せてしまう。BTの何が問題かというと、BTが生きている人間と触れる……取り込まれると、対消滅が起き辺りはクレーターが出来るほどの大爆発で消し飛ぶからだ。(あくまで人の死がネクローシス化を起こし、それ以外の生命体は『今世紀のDSにおいては』該当しない)


 故に、サムが人を殺すとゲームオーバーである。
 サムはドゥームズという特殊な能力者であるため、死んだりBTと遭遇しても死なずにビーチを通り結び目(ストランド)を通ってこの世に帰ってくる事が出来るが……これをやってしまうと背負ってた荷物に大ダメージを受けるし悪ければ紛失してしまうので、出来るだけ死なない様にしたいところである。


 一度ね……トラックで人をはねたんですわ……事故なんだけど……


 物語が進むとサム以外のポーター(荷物の運び人)も出てくるようになって、遭遇頻度は左程ではないんだけれども……それの近くを通って、接触するつもりはなかったんだけどひいちゃったのね……交友的な人なのになんでトラックやトライクを見ると逃げたり警戒するのか、よくわかった。


 即座なんかよくわからんがゲームオーバーになって
『なんで!??!?』ってなったんだけど、まだその時はよくわかってなくて、


 多分それからさほど立たぬ間に今度は敵対的な勢力の一つ、ミュールをやっぱりトラックでひき殺してしまったときに気が付いた


 そうだったこの世界、誰であろうと人死にがアウトだった……


 基本的に人を殺せそうな装備が出てこないので安心していたものの、その後フツーに殺せる武器が出てきてはわわわわわ……となります。怖いので基本使ってませんが、シナリオ、あるいは敵によってはなかなか強力なんですよね……。


 人の持ってる荷物を執拗に狙ってくるミュール、
 敵対的で人を殺せる火器ぶっぱなしてくるテロリスト、
 このあたりが『人』です。こいつらに占拠されてる地域を横切る時に戦闘になるリスクが発生しますが、見つからない様に通り過ぎることも可能であり、その辺りは各自サムにお任せです。
 ちなみにこの敵拠点に資材とかいろいろたんまり貯め込んでる事があったり、潜入して取られた荷物取り返したりするミッションもある。
 この時もメタルギアみたいに見つからない様に取ってきてもよいし、


 私みたいに完全に黙らせて全部の資材根こそぎトラックとかで略奪してもよい


 敵を気絶させると、しばらくは起きてこないので安全地帯化します。
 全部の拠点敵を気絶させると完全安全地帯です。ある程度時間がたつと復旧しますが、しばらくは安全でほかのポーターが顔を出して通過するようになります。

 気絶させる方法もいろいろあって、こっそり近づいて縄で仕留める、殴る方法、縄で縛って蹴る方法、などなど。


 次に、BT。対消滅を起こす、空中に漂ってる幽霊みたいなものですが、これは一般人には見えない。ドゥームズでも感じることはできるけど認知は難しい。
 これを視覚化、センサーで認知しやすくするための装備というものがあってこれをBB(ブリッジズ・ベイビー)といいます。


 赤ん坊です。ガチの。赤ん坊が詰まった瓶を胸に抱えて、サムは荷物を運ぶわけです。


 BTは、物理攻撃が効きませんが、サムの体液には何らかの反応を示し、血を使った攻撃で撃退できます(その装備はシナリオを進めていくと増えていく事になります)(が、私は手榴弾メイン)

 BTが出てくる座礁地帯はある程度決まっていて、カイラル通信が繋がると『ここにBT出るぞ!』という警告板を立ててくれた他のサムの情報をもらえたりもします。
 BTもある程度座礁地帯の個体をやっつけると、沈黙化させることは可能です。


 次に敵となるのは、地形です。

 当然ですが、高い所から落ちたり、転んだりするとダメージを受けて血を失います。致命的な距離落ちたりすると死んで、ビーチ行です。
 危険な爆弾とか運んでる場合は、これを起動させるような振動を与えた次点でゲームオーバーです。

 しかし急斜面の崖を登って山を越えて向こう側へと荷物を運ばなきゃいけません。


 ロープパイル、梯子などを設置できるんですが、これも荷物として背負っていかなければいけないので、無限に用意できるわけではない。(ミュールやテロリスト、BTを倒すための武器とか装備も同じく)
 その他にもっていかなきゃいけない本命荷物があり、かつ道中ほかのサムが落とした荷物や、資材、他の拠点の落とし物などがあっちこっちにおちている。

 どれもこれも拾っていてはあっという間に重量オーバーになるので、そのあたりの取捨選択も必要になってきます。


 こういうのを自分で考えるのが好きな人にはきっと楽しいゲームでしょう。
 私は楽しいですなぁ~


 進むべき道も、ここ直線で行ったら早くね???って進んでいったら崖だったりする。でもこの崖に梯子を下ろして進んでもよい。
 平坦な道をバイクで走ってもいいけど、そこはBTがいる、とかね。


 最後に雨です……。時雨、というものが降っており雨も雪もことごとくコレです。

 荷物を運ぶときに致命的なのは、荷物へのダメージですね。本命は荷物を運ぶことなのだから、なるべくダメージゼロで荷物を運ぶことが理想です。
 荷物は、ある程度は衝撃を吸収するケージに入っていてその都合小さなものでもある程度の大きさをしています。小さな化粧品であっても小さな箱に入っている、運送会社から送られてくるサイズをご想像ください。その箱がダンボールではなくちゃんとした金具のある箱になっています。で、そのケース自体が衝撃吸収をするので乱暴に扱わない限り、荷物ダメージゼロで運ぶことは難しい事ではありません。
 しかし、このケースを雨が一気に劣化させてしまう。時雨(タイムフォール)というモノがDS後世界には降り注いでいるのです。劣化するという事はつまり、時間を一気に進めてしまうという効果があり、それを管理して農作物を早く作るという事をしている所もあったりしますが、基本的には時雨の影響はすさまじく、設置した梯子やロープ、他設備や放置したバイク、荷物など、どんどん劣化していく。次第には壊れてしまうのだ。

 天候はずっと晴れているとは限らない、悪天候の中、しかも悪天候で暗い場所は座礁地帯である事が多くBTも出る、そんな中を通り抜けなければいけないことはしょっちゅうある。

 ちんたら歩いているとあっという間にケースの衝撃耐性がなくなり、あっという間に荷物本体にもダメージが入るようになる。


*** *** ***


 そういう様々な困難の中、荷物を運びカイラル通信を繋ぐための絆を繋ぐ。
 デスストはそんなゲームです。


 道中はノーミュージックですが、新しい拠点近くになると静かに音楽が掛かる事もあります。ノーミュージックだから、雨が近く来るという雷音や、敵対勢力の足音、BTの気配などが感じ取れるというもの。


 基本的にはシナリオを進めればいいのですが、拠点評価を高くしていくと便利装備のバージョンアップされたものを作れるようになったりする。(自分では作れないけどほかのサムが作ったものをシェアされて使えることもある)

 ストレス無く、しかも通電しているから電池を食わない『国道』ってものを整備することも可能で、整備をほかのサムにお願いしてもよいが自分で着々とつなげても良い。つなげるとどんな山道も平坦な道で通れるようになるので大量の荷物をトラックで運べるようになる。


 *** *** ***


 クリアしたら今度はシナリオのことを書きたいかなーと思います。
 今BBちゃんとの絆マックスになって、シナリオも進んだから愛称で呼ぶようになってますな。

 BBちゃんは赤ちゃんだから、だからこそ喜ぶポイントが適格なんですよね……


 排尿っていうコマンドがあるんですが

 ……なんで?って思わないで。大事でしょうよねぇ。大の方はちゃんとプライベートルームに行かないとできない様になってますから(出来るのかよ)

 いや、ちゃんと意味はあります。
 排尿すると、キノコが出来ます(正しくはキノコのホログラムが出来ます)
 ……なんでって言わないの!とにかくできるの!
 で、ドゥームズは血液を回復できる生物クリプトなんとかっていうキモい芋虫みたいなものが道中アチコチ繁殖してるんですが、キノコを成長させるとこれが、営みをはじめるのであります!!!!(それだけですが)


 おしっこしてると、BBはしゃぎだすんですよね、キャッキャって……で、イイネ!くれる。

 逆に機嫌を損ねることもありまして、そういう時は機嫌を取る必要があったりもします。


 さてさて……ブログ書いてたら、家の人がテレビジョンを放置したのでゲームチャンスです!
 早速ですがゲームしちゃおっかな!



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。