地震による被害は微少 [シェブロン県の話]
先日、正確には18日火曜日 シェブロン県こと山形県と新潟県の、海の県境を震源とするマグニチュード6.7の地震がありました。夜でございました。
折しも、55年前の新潟沖地震(1964 6月16日)の記事などが関連する新潟、山形県は庄内地方で取り上げられてすぐのことで、私も揺れがあった時咄嗟にそれを思い出し、
折しも、55年前の新潟沖地震(1964 6月16日)の記事などが関連する新潟、山形県は庄内地方で取り上げられてすぐのことで、私も揺れがあった時咄嗟にそれを思い出し、
作業台に置いてあって唯一倒れそうだったタンブラーを引っ掴み、揺れが収まるのを待ったのでした。
さて、まず大事な事なので先に書きますが、
新潟・山形地震と纏められていますが、どこの県においても同じですが……ひっくるめられたって困るんだよ問題があるのです。
新潟は南北に長い。今回一番揺れたのは新潟とされていますが、実は山形の方の海側庄内の、新潟県境に地震計などが無かったので正確な所ドコが一番揺れてたかというのには、出そろったデータがある所だけの話で進んでいるという話も聞きました。
なので、本当であれば『村上(新潟)・鶴岡(山形)地震』にした方が、風評被害などもある程度防げたのではないかと思うのであります。
なので、本当であれば『村上(新潟)・鶴岡(山形)地震』にした方が、風評被害などもある程度防げたのではないかと思うのであります。
地図貼りましたが、今回の震源地となったあたりの陸は、細かいくし状に山と谷が入り組んでいるのが見えますでしょうか。この、谷ごとに山の奥までそれぞれに小さな集落(差別用語ではなく、このあたりは町と言うには的な民家の集合地帯を部落とか集落とかフツーに言います)がありまして、それぞれに停電などの被害が出た様でした。
新潟側は貼ってませんが、地震計の少なさは同じでした。なんでかっていうとこの県境辺り山で、人が殆ど住んでない所なので……
新潟側は貼ってませんが、地震計の少なさは同じでした。なんでかっていうとこの県境辺り山で、人が殆ど住んでない所なので……
今時、被害について県でひとまとめにすることにどういった意味があるのか。災害支援関係が県単位であるというワケではありますまい。
分かり易くするためにという都合なら、情報化社会においてこれ程怠慢な表記は無いと思ったりもするんですが、どーなんでしょうね……。
しかも去る、平成の大合併で鶴岡(山形)も村上(新潟)も、この人のあんまり住んでない所を全部吸収しております。ぶっちゃけ、今回実被害が出ているのはこの、ちょっと前までは鶴岡でも村上でもなかった所だったりします。
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簡単に総括しますと、この度の地震による実被害はさほどではありませんでした。一週間以内にストップした温泉供給も再開し、道路も問題無く開通、電車も復旧しています。
しかし、どうにも風評被害は少なからずあって、しかもそれは被害件数が多かった鶴岡(山形)と村上(新潟)以外にも出ているってのが……いやはやなんとも。少し前の北海道地震を思い出します。
しかも山形はね、庄内と山形では全然違う所なんだよ。
って書いても文面からして???って感じかもしれませんが、庄内は、庄内(海側)!山形は、山形(内陸)だって事はレキシ的なアレで散々埋め立ててきているのでそっちでガッテンして頂ければ幸いです。
って書いても文面からして???って感じかもしれませんが、庄内は、庄内(海側)!山形は、山形(内陸)だって事はレキシ的なアレで散々埋め立ててきているのでそっちでガッテンして頂ければ幸いです。
さくらんぼは、山形(内陸)の特産品です。風の強い庄内(海側)では作れない農作物だったりします。
しかし、鶴岡の今回の地震で被害が多く出た温海などの裏っかわ、つまり山の向こうに、まさしく山に囲まれた平地部があってここを『櫛引』と総括するんですが、
ここは、海から山をもって隔てられたところで農作物にとても良い環境です。この櫛引地域では現在、さくらんぼも作っています。
とはいえ、内陸のガチ具合と比べれば微々たるものでしょうな……。
内陸の御友人宅がことごとくサクランボもやってる農家で、5月から6月までのサクランボ事情を聞いているとなんて世界だ、って思ったりもしたものです。
しかし、鶴岡の今回の地震で被害が多く出た温海などの裏っかわ、つまり山の向こうに、まさしく山に囲まれた平地部があってここを『櫛引』と総括するんですが、
ここは、海から山をもって隔てられたところで農作物にとても良い環境です。この櫛引地域では現在、さくらんぼも作っています。
とはいえ、内陸のガチ具合と比べれば微々たるものでしょうな……。
内陸の御友人宅がことごとくサクランボもやってる農家で、5月から6月までのサクランボ事情を聞いているとなんて世界だ、って思ったりもしたものです。
一応、暫くは余震を警戒すべきと言う事ですが、とりあえず……大丈夫です。
もとより鶴岡側は災害の少ない所なんですよ、死火山である月山があり得ないくらいの霊験を発揮してるんじゃないかというくらい、未曽有と呼べる災害はありません。氾濫する最上川も流れてないしね……。
もとより鶴岡側は災害の少ない所なんですよ、死火山である月山があり得ないくらいの霊験を発揮してるんじゃないかというくらい、未曽有と呼べる災害はありません。氾濫する最上川も流れてないしね……。
とはいえ、庄内には二つ、定期的な地震発生のレキシが刻まれている所があります。
一つは、今回起きた新潟都の県境沖の地震帯。
一つは、今回起きた新潟都の県境沖の地震帯。
今一つは100年前後周期の、鳥海山近辺のヤツ。
私は、今これがおっかない。前回の地震から120年経ってしまっている。これは割とかなり飽海郡(酒田市側)に都度大ダメージを負わせてきている地震なので、起らないのであればそれに越したことは無いのだが……と、警戒している状況だったりします。
十数年前に鳥海山噴火の兆候、とかあったから、それでなんとかガス抜きしてればよいのだけども。
十数年前に鳥海山噴火の兆候、とかあったから、それでなんとかガス抜きしてればよいのだけども。
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