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гипноза だから読めないってば [音楽の話]

背後でこの円盤を(実際にはMP3エンコーティングされた疑似光円盤)を永遠と回転させながら。
核P-MODEL名義のぶっちゃけてシショー一人P-MODEL、Gionoza のレポートをば行いたいと思います。

まず、読めません。基本です。再三繰り返してるんですが、読めません。かろうじてカッコ 英文字 なわけですがこちらはどうやら ギプノザ と読むようなので今後は解りやすくギプノザと記載。

これに合わせたライブがパラレル・コザック とゆーらしいのでどうやらシショー事ヒラサワススム氏はロシアにいってしまったもよう。もはやよくわからない。だがそれがデフォルトだ。

*** *** ***

 このブログを埋め立てている人が 水、空気、ヒラサワススム と並べて生きるにダイジなエレメンツとしてしまっている人が出した音楽についてのレポートになります。平沢進氏について詳しい事はこんな埋め立てブログを頼っていないでもっと便利で理解しやすい言葉を並べたページがどっかにあるはずだからそちらをご覧いただけるように。ようするに、ググれ。

 もはや空気や水と同じくらいのレベルで欲しているので通常生活において 好き好き大好き 的な話をする事はないくらいのケイオスユニオン信者です。ご了承ください。

 さて、そんな生きるに必要な音の揺らぎの新しいのが出たわけです。ソロじゃないけどソロみたいなもんじゃんか、という核P-MODEL という名前で出たのが今回の、ギプノザです。
 ソロワークとP-MODELの違いを簡単に説明すると、女と男、みたいなもんではないかと思っていましたが、シショー本人もそんな事をなんかで言ってらしいのでさもあらん。

 では核P-MODELは?

 たぶん、シショーの内なるSP-2だろう。ようするに男でも女でもない、一応外見としては男であるが内面的にはどーしても女っていう…あれ、SP2は逆じゃないのかそれ(笑)

 第二弾なんですが、第一弾である『ビストロン』もまぁ問題児ですよ。これが出た頃はP-MODEL(バンドワークス)は培養期に入っていたので、飲み込むのに中々苦労しました。個人的にはソロから入ってその後後付け的にP-MODELを聞いた都合もあり、ソロ以上に難解なイメージがあったんだろう。で、なんかそのP-MODEL的なものが核として出たんだけど なんかソロっぽいのに明らかにソロにはない音が入っていると。

 今回は、この前に出たソロとしての作品『現象の花の秘密』と合わせて聞くと差異が解ってよろしいかと思います。
 現象の花の秘密の楽曲がどっちかっていうとギターよりもオケに近いのに対し、ギプノザはよりシンセ臭がして音が鋭角的。かしましい、けどこのかしましさは現代のポップスやらとは違ってウザすぎて聞くに辛いという事にはならない。このバランスがシショーの楽曲だよなぁと思う。
 手法的には懐古な気がする。どっちかっていうと古い手段をより現代的に違和感なく使って楽曲つくりました、というイメージ。

 というわけでこれより一曲ずつのレポートを。

*** *** ***

01:гипноза (Gipnoza)
 アルバムタイトルでもあるこちら、冒頭曲、ギプノザ。無料配信も行われている楽曲です。もはや聞き慣れてしまうと何って事も無いんですが…相変わらず不思議な楽曲が多い。そして何回も何回も聞いてもなかなか頭で覚えてくれなかった曲でした。何故だ、お陰でこの題名が読めないんだ、読み方を忘れてしまうんだ!この楽曲を歌いだしてみれば即座音にして歌っているのは解っているのに、思い出せないから歌えないっていうので暫くのたうちまわっていた曲。

02:それ行け!Halycon
 懐かしい感じがするのは、キーボードを田中靖美(漢字合ってる?)氏がやってるからなんだろうというか、わざとか。わざとだな。一見聞いてP-MODELのデビュー曲やらを思うのは。冒頭のピコピコはどう考えても…わざとだよなぁ…。して、ハリコンとは?ファントムノーツによるとナノマシーン的な一種とある。ギプノザも同じようなものらしいがハリコンの方が良いモノであるようだ。いや、それは価値観の違いもあるのかもしれない。考え方が違えばギプノザの方を善きモノとして考える事も出来るのかもしれないが…。
 歌い方もどっちかっていうと昔っぽい漢字がする。音をあえて外してみたりとか。

03:排時光
 なんていっているかよくわかんねーと思って改めて歌詞カード見て グッモーニンヒューマン★だったのに噴いた。ソロワークスだと横文字が無いからなんか新鮮だ。タイトルの下に横文字があるので、排時光とはなんぞやと考えるに…タイム-エリミネーション、ライト…時間を抹殺する光と来たか…
 救世主、われ、きたれり。みたいなイメージで脳内で勝手にライト兄さん(byでしであ)がやってきて 光よ!とかやってってくれるんですが、それはこの楽曲がどこか容赦ないイメージだからだろう。もっと明るい楽曲だったらライト兄さんやって来てくれてない気がする、脳内に。

04:白く巨大で
 不安をかき立てるピコピコ明るいイミフな楽曲の中の癒し的楽曲。けどここは核P-だからどこか騒々しい。
ホワイト、アンド、ヒュージ、なんだね。ビックじゃないんだ。エタングルっていうのはエンシャントなんかと同義語でいいんだろうか?
 どっちかっていうとソロにおける月シリーズ(月の影、ジェミニ、ムーンタイム、ツオルコフスキー・クレーターの無口な門、などなど)みたいな感じがあって若干ソロっぽい気もする。 

05:Dμ34=不死
 途中いきなり変調する変態楽曲。だが好きだ、こういうのがすごい好きだ。こういう楽曲聞いてしまうとアレだ、SRPUとか書きたくなるんだ。無音の変遷に咲くキミの不動の無敵っぷりがいい。銃弾で薙ぎ払い、可視化したキミの砲弾無意味騒然不滅。変調した所の歌い方の投げっぷりもまたいい。

06:Dr.древние (Dr.Drevniye)
 癒し曲その2 そしてこれも読めないんだが ドレブニーヤでよさそうだ。このドクターは良いドクター成りや?…歌詞からするとどうやら良いドクターっぽい。シショーの楽曲におけるドクターは悲惨な、というか…不信感たっぷりな事が多い気がする。まず最初のドクターが ドクターストップ だからいけないんだろうけどさ。ドクターはえらい、だからな。そんなわけであんまり救ってくれるドクターが出てこない中で、一応このドレブニーヤさんは困ってるキミに手を差し伸べてくれる存在のようです。しかもヤサシイ!的な!

07:Parallel Kozak
 インストですが、これは パラレル・コザックと読む訳ですね理解しました。P-の、船だったか、エノラだったか、オショーが居る奴に入ってるプレパレーションみたいな楽曲なんですがこの…一番最後がね、一番最後が…車を持っている人間にしてみるとものすごーく… 後味が悪い。ぶっちゃけて最後まで聞きたくない曲。本当の事書くと最後近くに差し掛かると強制的に次の曲にシャッフルボタンを押してしまう衝動と戦う(実際押す事も良くある)くらいに 一 番 最 後 聞 き た く な い 。リアルすぎんだよ…!!!!

08:Alarm
 相当、うるさいはずの曲なんだけど…。相変わらずバランスがいいのか、聞いていてそんなにウザくは感じない妙。アラームは勿論の事、他姦しい音がこれでもかと重ねられた楽曲の上でシショーがなーれアラーム、なーれアラーム!と謳っている曲です。今度これ、朝目覚ましにしよう。

09:109号区の氾濫
 108を超えてその次、その氾濫。もはや悟りも煩悩も超えた所に人は居るか。エントロピーや臨界値などの歌詞が在る通り、雫の単位で落ちる何かによって溢れ、氾濫する様を歌う様な楽曲ですが、氾濫し、決壊し、漏れ出たモノは元に戻る事はなくただ溢れるのみでございますな…。108はすでに溢れ、109までがんばったんだけどついに氾濫したと。で、どうなるのかはこれからのお楽しみ、と。

10:Timelineの東
 この冒頭の入り方とか、音の使い方からしてなんかちょっと前の一般的なテクノとか言われてそうな感じがする。これをソロワークスみたいに管楽器風にしてワンテンポ落としてごらんよ。ソロの白虎野に入っている『時間の西方』っぽくなるに違いない 笑。
 題名といい、なんとなく時間の西方に似ている、あるいは対っぽい楽曲です。相変わらずだけど低く歌ったあとにいきなり高音に飛ぶの止めてくださいシショー、大変なんですカラオケする時(おい)
 もっと複雑に引けるリズムをあえてすっとばして省略したようなシンセの音が癖になる。こうなるはずだろう?という音補正を勝手にこっちの脳内でやってしまう。

*** *** ***

 以上です!
 とりあえずまだパワープレイなんですが、実は先日 ソロの方の現象の花の秘密、が全部一気にカラオケ(ジョイサウンド)に入った事が発覚しまして…。合わせてパワープレイに移動したいと思います。
 これは、もしかしてすぐにギプノザも全部カラオケに入ってくるフラグなんでは……!?

 一気に全部入ったなんて尋常じゃねぇ。

 ところで、これに伴い実は(ステルス)メジャーの楽曲が全部(ソロワークス)カラオケに入った事になるんですが、(所どころ抜けていた所もなんか、この前一気に埋めるように入ったのよ)
 だか、こ れ で 全 部 ではないんだよな…残念ながら。
 タイランド楽曲が続々入ったあたりからもしや、とはおもいましたが、全曲入りましたという事で改めて楽曲調査をして(さんざん作業しにカラオケには入り浸る癖に)
 シショー楽曲調査をしたいかと思います。
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コメント 1

rhone

あ、なんか足りないと思ったんだけど現象の花の秘密、アストロホーの奴は入って無かった気がしてきました…
by rhone (2013-11-17 00:23) 

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