行ってきた続き。 [旅の話]
突撃博物館の日記続き。
ところで、前の記事で何処まで書いたっけ?
西洋美術博物館の事までしか描けて無かったと思う…ので、その後あたりから。
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ええと、特別展見終わりまして常設展示も見て、会場とともに真っ先に入ったのに何時間美術館に居たかと申しますと、1時半までおりました。4時間ですね、想定内です
2時間では無理だろうと思い、3時間以上は想定していて場合によっては突撃しようと思っていたもう一か所の展示会場は想定内と言う事で諦めました。3つ目の候補は時間が万が一余った時の為に想定していたわけだけど、やっぱり必要無かったな、と。
常設展示が想像以上にあった、とはいえ何より見たかったのは特別展示。実際特別展示は3時間近く掛けて回りました。常設は一応全部見て回ったけれどそれほどじっくり、というわけでもなく。それでも量が量なので1時間じゃ座とても回れるはずがない。
気が付いたら13時回ってましてにわかに、お腹減ってきました。ご飯は時間が許される限り在る程度の贅沢をするのですが、狙っていた所が昼時って事で少し列を形成しているのを見て…諦めました。
この後も歩き回る予定なので腹もちのよい、なお且つ胃がもたれない昼ごはんを上野近辺で捜す方向にシフト。
腹もちが良いと言えばパスタでさぁ。パスタ食べて、コーヒーもオーダーしてまったりしてから…では、次の目的を消化致しましょう。
次、歩いて御徒町方面に再び戻りますが、その前にラッシュ補充を。買わないと切れるブツがあったので(無くてもいいけどないと他のモノを買う必要に迫られるので出来れば欲しい)上野駅近辺の店舗を探す。一応在る程度の場所は把握してきたけど…無い。一本道を間違えたか?…やっぱりない。っていうか、この建物……デパート…じゃね?
把握。そうか、デパートの中に在るんだな(そこを調べておけよw←住所から地図上の場所だけ把握していた人)
ラッシュも買い求め易くなりましたね…というかまぁ、シェブロン県には店舗が一つも無いんですが。理由?…陸の孤島だから配送的に展開しずらいんですよね…フレッシュ命のラッシュですもの…。シェブロン県産フルーツは使われていないのだろうか?リンゴやモモやナシやブドウは原材料としてあんまりアレなのか…そーか。シェブロン県産山菜(ジャパニーズスプリングハーブ?的な)でなんか開発とかしないかなラッシュ。と勝手な妄想もしてみたりする。
ちょっと前までは東京駅、上野方面に店舗が無かった記憶が…いちいち新宿方面に行ってたもの。今は東京地下街に大きな店あるのですごい在りがたい。もっとも、一番利用する頻度が高いのは新潟駅中なんですけどねっ
無事目的も果たせたのでこっから山手線下を歩くよー
で、歩いて御徒街~秋葉原の間の鉄道の下に在るデザイン系創作店舗の集合地帯に行こう…と歩を進めたのは良いのだが…なんと、水曜日定休日…だと orz なんと、ここ定休日なんてあるんだ…。全体的に入れ無いようになっちゃうんだーあうー まぁ、このあたりは東京に来ると必ずと言っていいほど来る地域なので、また今度に。
あと、実は美術館とかでまったりしすぎて(実はその後ご飯を諦めるまでの間に自由閲覧の展示パンフや美術書を読めるコーナーで散々興味ある所を広げまくって時間食ってた)…次の展示までさほど時間の無いっていう状態だったりもしたのでした。
ずいぶん暑い一日になっていたので、次の目的地、大友さんの原画展会場には早めに入ってクールダウン。
ローソンチケットで時間区切って入場するのですぐは入れない。お外の木陰で待つ。
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平日だし、などとタカをくくっていたけれどそんなの関係ねぇ、ってくらい人が居る…おぅおぅ…。入場15分前に列形成です。ここは創作するための人のラボなどがあり、恐らく自由に使ってもいいというスペースも用意してある展示会場のようだ。昔学校だった所を改装して作られていて、机や下駄箱などなど、色々な所が使い回されていてなんか懐かしい雰囲気。
今回の原画展、一番のキモは『AKIRA』の原稿ほぼ全部、な所だ。ピックアップじゃなくて本当に全部並べおった… 笑
とはいえ、そうすると相当なスペース必要になるわけだから、どんなもんだろうと思ったら、
ガラスケースに5段重ね(平置き)ひと組のケースの中に最大15枚位。それが、5段。そういうガラスケースがずらっと並んでいて…3部屋分程占拠してます。と言う事はどういう事かと言うと…ページを追ってストーリー読むのは難しい、ってことね。平置きの原稿がすでに5段重ねられている点で全部の原稿同じ距離でじっと見る事は出来ないのだ。どうしたって見にくい位置にある原稿もある。
でも、ここにきているほとんどの人は、すでにAKIRAをマンガで全部読んでなお且つ、原画展見に来ているはずである。
かく言う私もそういう一人。
映画の方が先で、その後にマンガを読みました。テツオ君の声の人が好きです。ユウハクのユウスケをやるまではああいうキャラの声を当てる事の無い人のように思えたりしますが実はいっちゃん最初にテツオやってましたっていう。個人的に言うとこの人のギャグキャラとかやってる声が一番好きだ。
絵の技術はすごい。ここまで描くか?マンガなのに、という所や見せ方とか、デザインは第一線の人であるわけだけど、マンガとしてはどうなのか、どうなんだ?ほぼAKIRAしか知らないわけだけど(他の映像作品などは知っているとして、マガは)子の原画展でAKIRAではないマンガの原画もあったので、ああこういうマンガを描く人なのだというのも在る程度うかがい知る事が出来ます。
AKIRAっていう作品と、あとは主にメモリーズとかで大体は察していましたがやっぱりこういうマンガを描く人だったwと。絵がリアリティに溢れているからこそ容赦ない現実というものを遠慮なく描く、あるいは描きたいのではないかと思ったりする。読者置いてけぼりでも構わないよ俺は、的な作品が多いんだけど話として、というより絵としてのリアリティが高すぎるからむしろついてこれない連中をじわじわと殴るのね…。読者は別について行きたくないんだけど絵にパワーがありすぎて、気が付くとドラッグ(引き摺ら)されてしまう。
AKIRAでも象徴されている通り、ドラッグ(薬物)的な魅力のある作家です。現実味が在りすぎる中に酷いフィクションがあって、虚実が何時逆転してもおかしくない、という不安…毒のようなものを読んだ人に感じさせる作品が多い。
マンガに限らず、ただ一点のイラストだけ見てもそう思わせるのね。
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割と線のストロークはないんだなー などと観察。
藤原カムイ先生も絵的には似た路線に思えるけれど、カムイ先生はキャラ描く時の絵にすごくストロークあるからマンガとしてはすっきりしていてる気がする。
明らかにモノクロで作った原稿にそのままか、コピーか解らないけどアクリルでカラーにした原稿などもあったように思えました。セル画展示もありました、単色流し込みで十分迫力が出るのね…。
カラー原画も一部屋分。イラストもありました。
それから、金田のバイク(原寸)とジャケットも用意されていて、そこは写真撮影OK。ジャケット着てバイクにまたがる事も可能です。反対側にえぐれたコンクリートのオブジェクト(トリックアートかと思ったけどそうじゃなかった)もあるのだけどこっち、ちょっと不人気。その部屋の奥の壁は先生へのメッセージボード。こういう展示だからか絵でのメッセージが多い。これを見るだけでも楽しい。
原画展は5月いっぱい、その後循環するのかな?どうなのだろう。入場券の使わない方はチャリティーとして震災復興の為に使われるそうです。
やっぱり原画展は楽しい。今はフルデジタルマンガも多いけど、アナログでトーン処理されているナマ原は本当に面白い。今だと完全に見るべき所が違うわけだけど 笑
堪能しました、さて…その後東京の友人と合流予定です。日は傾いて、少し涼しくなったかな。
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毎日の仕事が日々いっぱいいっぱいすぎて、がっつり息抜くとただそれだけの経験が飛び石に割と先日のように感じられてしまう…ABK殿に会うのは今年初めてだった。あれ、そーだっけか 笑
読んでるかどーかわからんけど勝手に連絡。牛タンの件、天神祭が終わって運動会行事が終わる頃までにはこっそり調べてメールします(ただいま現場が忙しそうで聞き辛い…)そういう書いてる本日は天神祭だったのですが 笑
やきとりやさんでカンパイです。生ビール美味い。ビール飲める体になってよかったと思える瞬間wというかビールっていう選択肢が増えるとアレだな、ビールは大抵の料理で選べるので優秀だよなぁ、何食べててもビールで大丈夫なんだもん…。いつかがっつり焼き肉屋でビール飲んでみたい。
ワンピース展のすごさを自慢される。それなぁ、周りのファンの人がいきてーいきてー言ってる。私は、行けばいいのに…って思うんだけどねぇ。特別展示は大抵、それオンリーでも価値のある展示だってぇのに。次はジョジョ展らしい。見たいな、先生の生原稿も在ると思うとそりゃ、見るっきゃねぇって思う。仙台でもやるそうだ、どっちか都合のいい方時間が取れそうなら突撃しよう。
そして衝撃のニュースが。
勇者ヨシヒコ続編…だ、と…!?なんというお土産を持たされたんだ俺…!帰りのバスワクテカが止まらねぇ!(でもいい具合に疲れたらしくてすぐ寝てた 笑)
今年の秋頃と言う事で、今まさに撮影してるんだろうなぁ、どこでやってんだろう…その後100年後らしいとの事だけど、また…来てるのかシェブロン県…。とか思うと胸がときめく。
楽しいインプットでございました!さぁ、アプトプットに生かそうねぇー(首絞め)
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