そこであえてG.I.ジョー [最近見た漫画か動画]
この前、謎のプリンス見たときに予告CMを見て何かビビっと来たらしい。
最強に立ち向かうのは最強、とかいうキャッチコピーに騙されたらしい。
正直言うとトランスフォーマーも見たかった、特撮とロボットアニメが大好きだが何か!!!
というわけでレイトショーだったのでおばあさん誘えないし、こういう映画は好きそうじゃないだろうと思うし、他に友人でこーいうの好きそうな人もいないのでおひとり様で行ってくるわけです。
座席のおとなりは外国人だった。おしゃべりしながら見るのが好きらしい、うるさくはなかったけど、国外における笑いどころが彼女たちのおかげで理解出来たのでOK。
そうか、そこ笑う所か。
というわけでこんな映画見てきましたよレポ~
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ばんばんどんどんモノが破壊される、されまくる、市街地戦闘おかまいなし、人はバンバン死ぬけどおかまいなし、こーいうとんでもない娯楽映画は 正直にいえば 好きな方ではない。
が、しかし。
SF(ようするにファンタジー)と割り切ってしまえばそーでもない。いや、なら大抵割り切ってしまえばよくね?
そこが微妙なところです。
ファンタジーにしろ、イフ、の度合いにも色々ある。
ある日隕石が降ってきた、というありそうでとりあえずありえないレベルのパニック映画や、現代に実際にある技術であり得ないアクションを繰り広げたりするのよりは。
ようするに、リアルに近づけるよりは。
リアルであるけどこれぜってーあり得ねー レベルが好きなのかもしれない。
SFは好きだしねー。
いやー楽しかった。人が何人死んだとか、被害がどれくらいとか考えたくなるのだが考えない方向で!
味方の一人の命は大事にするくせに、一般市民一人ひとりの命は軽んじられてたりする。
それでいーのか、とか思いたくもなるわけだが!
そんなのはメインじゃない。デュークが生きてた!とか喜ばれてもそこ、もはや重要じゃない。
生きてた!よりもいかに大きな陰謀とカタストロフを防ぐか、に向けて突っ走るトコが重要だ。
命知らずのとんでもやろう(とんでもレディも)がたまらなく大好きだ 笑
そりゃ、仲間の報復や恋人や昔の親友を心配するのもいいけれど…
この映画は秘密軍隊の結束力、最強っぷりを爽快に楽しむが吉でしょう。
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本当に陸・海・空 全部やるのね!特に海、海中戦闘が宇宙を模していて面白かった。
個人的にはムードメーカーなリップコードが一番おいしい気がします。少しドジを踏む相棒、ってのはいい。その分主人公のデュークが際立つ訳だし、それでいて以心伝心してるところとか。
細かいところを上げると、おいおい、という所はたくさんあるけど娯楽映画でそんなの突っ込んだって仕方がないだろう。当然分かっていてそうしているはずだ。
たとえば、どうして基地の場所が割れたのかとか、閃きでアイツの所為だ、と言って原因をつきつめたりするけどそれはスカーレット曰く『科学的ではない』だろう。もちろん、だからこそリップコードがその閃き役をやるわけです。
私は割と、こうなったらここはこうなる、という細部まで違和感がないように、という作りを小説にしろマンガにしろやってしまうので本当に細かいところ、気になる所がたくさんありましたよ。
でも、だから何?
そこを突っ込んだら何になるの?突っ込んでほしい訳じゃぁないだろう。
細かいところまで違和感なく、を目指す人がこういうイキオイだけのデストロイ娯楽映画を楽しめないという事はない。むしろ、ご都合主義で演出メインという事が自分に出来ないだけにこういうのは本当に、私、ツボなのね……ほんと面白かった。ちょっと前のめりで見てたよ…
お涙ちょうだいとかイラネ、の人だしな 笑
あと、音楽が結構ツボだったのよ BUNBUNparkも好きだしねー
ケルティック・民謡・フォルクローレのゆっくりしたのも大好きだが、
テクノ・オルタナ・プログレッシブ も大好きなのだよ……
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あと、キャラクタ別に役割が決まっているという戦隊風味が大好きですとも…!
ついアレとかと比較してしまったりもしますね。創作やっている限りどーしてもねぇ。
舞台には一人本当の最強がいて、そいつにそこは任せておけばいい、みたいな放置プレイは起きますよね。ブラック担当はこうでなくちゃ!(スネークアイズ)
当然、主人公は万能タイプになるよな…。それが王道だよね…
…すいませんウチはイエローが主人公ですよね… どー考えてもリップポジションだよ某人。
そしたらアレか、頭脳役2番手の万能型の彼女は…いや、考えるのはやめよう。不毛だ。
ちょっと足手まといだったりするとかね。必要だよね。うん。
あと当然、敵の連中にもワクテカするわけです。マッドサイエンティストはいいねぇ
敵は武器商人、って発想もまたイイ。
しかし、どうにも続きが有りそうな終わり方だったなぁ…笑
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