仮想世界版 僕らはみんな（ｒｙ

久しぶりにコンピュータ関連で記事を書くことになりましたよっと…

このところのｳﾁの日記をお読みになっている方は察しておられるに違いない。

先日、リアル世界にまん延した奴についてのグチみたいな話をしました。
さて、それと同時にもう一つまん延しているモノがありますね、そう。

受け身としてネットを使っている場合はあまり被害はないものの、発信も兼ねている場合ウヒョーとなるあれです。

仮想世界のウイルスさん。

　もちろん驚異などについては把握していましたが、関係ないねで放置しているわけでない。めたらやったら騒ぎ立てても仕方がない、騒がなくても対応している限りだいじょうv（古い）

　携帯から閲覧している人は無敵だ。

　俺マックだからは…今回通用しないそうですな　笑

　え？どうしたん？大丈夫、ガクブルしなくても大丈夫です。ウチは感染しておりません。
　そもそも二次系特化じゃないしなぁ…それでも一応感染してねぇぞって書いた方がいいものか？

　このところの先行きなどを見ながらとりあえず静観しておりました。

　で、結局ソイツの話をする事にしました。コードネームを与えよう、Ｇさんだ。もちろん一般的に言われている名称の頭文字です。

　これについて私が今朝陥った状況について書きます。

　ちなみに、なぜ感染してないし余裕綽綽なのかというと、チェッカー入れてるし窓の盾もオールグリーンを常に維持しているし会社の防壁やルーター複数経由な上に　ビスタだ、という事なのですが。

　そんなの今無事でも一瞬先でたやすく変異するのが…ウイルスというもの。
　今無事だから明日も安全という話ではない。ウイルスに限らず全てにおいてそういうもの。

　なので今後も余裕ッス！というわけではないが、とりあえず…今んとこ不安はないです。
　結構無遠慮にネトサしてます…というかまぁ、資料集めとかですけどそれで安易にＰＤＦ踏んじゃったりもしてます　汗

　でも　今は　大丈夫だったという事をとりあえず書いておきます。

＊＊＊　＊＊＊　＊＊＊

今朝パソコンを起動し、仕事の為に一旦離れスタンバイさせておいた。

　これやると動作がどうにも不安定になることは知っているんだけど、起動めんどくさくてたまーにやってしまう。文章撃ってる時はこの起動時間が結構致命的で、その間に気が散ったりもしたり。

　色々な都合、私は主に一発書き（千変万化ブログ参照）以外では仮想ＰＣというものの中に極めて隔離した状態で作成しています。
　私のメインは今ビスタですが、ビスタだとアプリケーションの関係ウボァ　なのでサブはほとんどがＸＰ。その都合ＸＰを仮想で動かしていると言うわけです。

　もちろん、リソース食うし動作も早いとはいえないけれど…何か起こった時に完全に隔離できるという概念が気に入りました。

　やや儀式的になりつつあり、面倒な起動を経て文章を書いておるわけです。だから、まぁ、ね。
　そのかわり一度開いて時間を確保したらぶぁーッ　って書いちゃうんですが…。

　で、その状態で次の日も即続きをやりたい時はスタンバイにしといたりするのです。
　悪いと思いつつ、そういう日もある。

　さてさてそんなわけで一旦スタンバイしていたＰＣを置きあがらせてさて…HPの構成弄る段取りでもするかとＦＴＰ転送アプリケーションを起動してみましたら。

　エラーだ。orz　まぁスタンバイから起こすと稀にこうなるんだよなぁ。
　ちなみにＦＦＦＴＰですが、ビスタ環境で動かしているとおり最新版です。

　しかし見たこと無いエラーだなぁ…最近仮想世界もウイルス猛威だから一応調べておくかと調べたら、不穏な情報のオンパレードでウヘェ。
（226 abort　なんとか）

　ちょ、俺ビスタなのになんでこのエラーでんのよ！！！！チェッカーも何も反応しないぞ？

　大丈夫と頭で分かっていても、やはり現実的な安心は欲しい。
　しかたがないのでチェッカーを手動に切り替えクソ時間のかかるスキャンを行う。
　それから一番問題なのは発信側であるからして、ウチのＨＰが改ざんされているか否かだ。弱小サイトとはいえ、感染を拡大させているという事態が一番イカん。
　あてになるか分からないけどチェッカー通してみたり、実際自分でソース見てみたり。（ＦＴＰ通信出来ないから手動でソース確認しにいく　汗笑）

　うーん、何もいない。

　じゃぁ別の要因が問題なのかなぁ、とスキャンが終わるまで手持ち無沙汰で別のＰＣから色々調べたり。…一応こっちからもアクセスしてみ…　つながったよオイ　…　でもこっちＸＰで緊急でバックアップ用だから触らないでおこうっと…
　あー、まー久しぶりだしパソコンのクリーンアップもしとくか…（掃除を始めると徹底的になる人）

　スキャン終わったけどやっぱり何もいない。
　…て事は何か。スタンバイが問題なのね　笑

　仕方がないので一旦電源落とし、入れ直して…無事　何事もなかったかのように…　接続しました。

　ああ、何を大騒ぎしてるんだろう　笑

＊＊＊　＊＊＊　＊＊＊

　この顛末を面白おかしく書きたい訳ではない。
　問題は、ヒマを持て余した最中情報を集めてみたら割と訳が分からんかった、という事です。

　ついでにいうと、まとめなどに書いてある事は本当に間違いないのか？という思いが結局ぬぐえなかった所も書いとかなきゃいけないよなぁと。

　ウイルスはすぐに変異を遂げる事。
　基本的にネット社会は悪意的なものが多いという事。
　知らない人はとことんカモにされるという事。

　昨日まで大丈夫だった事か今日、今から覆ることもある。

　そういう事を『◎×が言ってたから』『◆▽でダイジョブって書いてあったから』というものを信じているだけではコロっと騙される。

　それがこの仮想世界の現実だったりする。
　現実世界よりも一つ嘘がまかり通っている分厄介な世界です。

　どこぞのマンガにあったのを…ええと題名は忘れてしまった。ヤングガンガンで連載していた奴だったかな？
　調べてみた　リセット、だ。

　手元にコミックが無いので詳細が説明できないので似たような例え話に置き換えて。

　仮想世界では犯罪がＯＫだという話があったとする（ん？コミック内では問題視されてたんだっけか？）。ついでに自殺もＯＫ。というか、死んでもそこは仮想だから現実では死んでないという。
　それで仮想世界で現実の願望をかなえ、毎朝ビルの上からハイテンションで身投げする。おはようの代わりに一発死ぬという。
　リセット、というマンガにおいてこの表現は秀逸だなぁ、と思ったものでした…。

　仮想世界においてはこうやって、現実では出来ない事、広義での『ウソ』が通用するのです。
　犯罪は現実では出来ないけれど、仮想世界（言うまでもない事ですがたとえて、ＷＷＷとか色々です）では　嘘ですよ　という前提の上許されてしまったりする。
　もちろんそれは嘘であり、現実ではないからＯＫされているわけです。

　思想は自由だ、という約束の元脳内幻想までは縛れない、というご都合であります。

　当たり前すぎる事ですが、それでもこの嘘が一枚フィルタリングされている世界をさも現実のように勘違いしている人が多い。

　その世界には一枚か、あるいはそれ以上の非現実が噛んでいる事。
　何より大事なのはその事実じゃぁないです。
　その仮想世界に向き合うリアルな人が、そうである事を知っておくことです。把握しておいて付き合う事なのです。

　ゆえに！

　私はいつでもネット上の情報には『ホントかぁ？』という具合でにニヤニヤ顔を向けて向き直っている。
　そういうこともあるんだねぇ、いやぁ、楽しい物語だったと、実際手が届かない現実世界をそのように考えるようにしている。

　それでもたまに　マジかそれ　みたいに完全に騙される時もある。
　実際手にして、　ああマジだったかぁ、と確認することもあるし、しに行くこともある。

　慎重なのかな？いやぁ、これくらいの付き合いが普通なんじゃないのかとも思う。これ以上踏み込めば完全に異世界依存だろう、とも思ったりする。悪く言うつもりはないけれど、君の生身はそこに住んでいるわけじゃないからね、と水をぶっかけてやりたくもなっちゃう意地悪っ子なのですねぇ笑。

　＊＊＊　＊＊＊　＊＊＊

　結局自分の被ったことがある様々な経験を交えながら、件のウイルスにウチの仮想現実に通じる扉は感染していない、というリアルを手に入れました。

　余裕ぶっこいていたこともあり、最悪な事態を想定して苦笑いもしましたが結局、大丈夫だったと。

　逆にこれがガクブルしすぎていたら悪い方向へ、悪い方向へと考えてネットの線ブチ切っていたんでしょうけれど…（ってもワイヤレスですけど　笑）
　調べてみると思っていたほど感染ルートはエゲツナイわけじゃないんだなぁと分かり、ようするに個人の管理怠慢がほとんど原因なんだ、と言う事が分かる。
　人災に近いような。

　もちろんパソコンを最新の状態にアップデートし、保護するのには時間と、手間と、知識と、金がかかる。頭がいい人はお金掛けないかもしれないが、頭を上手く使えない人はその安心を買うしかないのだ。
　そのシステムはアナログ時代から何も変わっていない。

　パソコンという仮想世界へ通じる扉、新時代魔法の箱（ｂｙ　マザー３）は持っていればよいというものではない。メディア放送は受け取るだけ（最近はそれだけでもないけれど）で実害はないというのは間違いだと私は思っている。その情報によって、確実に毒されて（あるいは癒されて）いるに違いない。

　金だけあっても安全は買えない。
　頭のいい人が嘘の安全を売って金もうけをしたという話が大昔から今でも無くなること無いのは、知らない人、騙される人が永久にいなくならないからでしょうね。
　カネだけあれば安心は買える、という説話に警鐘を鳴らす物語は童話からマンガまで、いろいろありますよね。

　じゃぁ知識だけあればいいのかというと、ここで悪徳な商売をする頭のいい人は、何も考えず知識だけを受け入れる人たち向けに悪意をばらまいている。
　正しい知識に間違いを混ぜる。自分達の都合のいい情報だけを流して、知識だけをため込み自分でそれを考えもしない人たちを操ろうとする。

　ネット社会に限った話ではないですよね。なんでこんなに例があるのに学習しないのだ人間は？

　パソコンはすごい魔法の箱だ。願いをいくらでもかなえてくれる、けど時に専門的な事を探したりする私に言わせるとそれほど万能とは言い難いように思う。
　それは、魔法『探索』で探しだした答えが　本当か　嘘か　というのを魔法の箱は判別出来ないという事。それを判断するのは魔法を使った人、すなわち、ディスプレイの前にいるパソコンのオーナー、貴方の仕事。
　ついでに魔法の箱の魔法が誤作動を起こさないようにメンテナンスするのも貴方の仕事。

　それをサボっておいて　ウイルス怖い　ガクブル　なんて言っちゃいかんだろう、と私は思ったりして…無用に怖いね～などという日記は書きたくないな、と思ったりしたのでした。

　結局書いたんですけど　笑

　手間でもなんでも、すごい魔法だからこそちゃんと正しく使ってほしい。
　大きすぎる力は人の手にあまり暴走するのは…ファンタジー、ＳＦではお約束過ぎる…

　それは嘘の、物語であるからお約束なのであって、それを現実に模倣する為にストーリー展開してるんじゃないだろうよ。回避するために教訓垂れてんだろ？

＊＊＊　＊＊＊　＊＊＊

　そもそもウイウス撒くなとかいうのは責任転嫁の極みです。
　ここは仮想世界、ウソはＯＫだ。今現在はそういう事になっている。
　もちろん悪質だと罰しようという動きもあるけど。
　騙されたくないなら騙されない事で、騙されないようにしておくのが一番に大事だと思うんだー

　というわけで、気がついたら時間を割いてパソコンのメンテをしてね。
　俺も自宅の据え置きデータ格納庫をメンテする事にする　笑